MicroStation CONNECT Edition ヘルプ

拘束

拘束を使用して、ソリッド上のフィーチャの場所や向きを制御するさまざまな寸法を"修正"することができます。「フィーチャを操作」ツールボックスの 「フィーチャを拘束」 ツールを使用して、フィーチャに拘束を追加できます。

たとえば、隣接するエッジから常に25 mmの距離にあるように、直方体の各角にあるホールを拘束することができます。直方体の寸法の変更内容に関係なく、ホールは適切な位置を維持します。拘束が使用されていない場合、直方体の寸法を変更してもホールは静的に現在の場所に残ります。



左:ホールのオフセットを各角の隣接するエッジから25 mmに設定した元のソリッド(直方体)。|中心:ホールが拘束されていない場合 - 直方体の寸法を変更するとホールが不適切な位置に残る可能性がある。|右:ホールが拘束されている場合 - 直方体の寸法を修正してもホールは各角の隣接するエッジから25 mmの距離の正確な位置を維持する。

変数と拘束

フィーチャに拘束を追加するときには、既存のグローバル変数またはローカル変数を使用して、それ自体でまたは数式の一部として拘束を定義することができます。このようにして変数を使用すると、単に変数の値を変更するだけでソリッドを"再設計"することができます。結果として、フィーチャの拘束に新しい値が適用されたソリッドが再生成されます。