2次元ビュー

2次元の場合、デザイン平面は画面と平行になっているため、モデルを見るときは上から見ることになります。2次元の既定の（回転していない）ビューは、次の向きの「上面」ビューのようになります。

• X軸は左から右（水平方向）が正方向です。
• Y軸は垂直で、下から上（垂直方向）が正方向です。

2次元モデルでは、画面に対して垂直な仮想のZ軸を中心にビューを回転させます。2次元ではどのようにビューを回転させているかに関係なく、上からのビューを見ていることになります。

3次元直交ビュー

3次元の場合、1つの軸ではなく、3つの軸を中心にビューを回転させることができるため、直交する向きが6つあり、それぞれが標準直交ビューの「上面図」、「下面図」、「左」、「右」、「正面図」、「後面図」に相当します。ビューの名前は、モデルの表示位置も示しています。

「上面図」ビューは、上から見たモデルを表示したものです。

• XY平面は、画面に対して平行です（2次元モデルと同じ）。
• Xは左から右（水平方向）が正方向です。
• Yは下から上（垂直方向）が正方向です。
• Zは画面に対して垂直であり、奥から手前が正方向です。

「下面図」ビューの場合は次のようになります。

• Yは上から下（垂直方向）が正方向です。
• Zは画面に対して垂直であり、手前から奥が正方向です。

「正面図」ビューは、正面から見たモデルを表示したものです。

• XZ平面は画面に対して平行です。
• Xは左から右（水平方向）が正方向です。
• Zは下から上（垂直方向）が正方向です。
• Yは画面に対して垂直であり、手前から奥が正方向です。

「後面図」ビューの場合は次のようになります。

• Xは右から左（水平方向）が正方向です。
• Yは画面に対して垂直であり、奥から手前が正方向です。

「右」ビューは、右側面から見たモデルを表示したものです。

• YZ平面は画面に対して平行です。
• Yは左から右（水平方向）が正方向です。
• Zは下から上（垂直方向）が正方向です。
• Xは画面に対して垂直であり、奥から手前が正方向です。

「左」ビューの場合は次のようになります。

• Yは右から左（水平方向）が正方向です。
• Xは画面に対して垂直であり、手前から奥が正方向です。

アイソメビュー

上記のビューの他に、アイソメおよび右アイソメという2つの標準ビューがあります。これらのビューは、立方体のうち、デザイン空間の軸に直交する3つの面が、画面から等しく傾くように回転させた状態を表示します。