「グローバルポジショニングシステム」ダイアログボックスの「設定」タブ

「グローバルポジショニングシステム」のインターフェイスの動作に影響する設定が含まれます。

設定	説明
GPSタイプ	GPSデバイスを、NMEA互換、Garmin USB、Windows位置情報サービスのいずれかとして定義します。
追跡設定	追跡モードで使用する設定を定義します。追跡セル－現在の位置の追跡に使用するセルを指定します。セルが指定されていなかったり、見つからないと、追跡は開始されません。セルライブラリ－追跡セルを検索するセルライブラリを指定します。このフィールドが空の場合、MicroStationでは SystemCells.dgnlib が検索されます。尺度－追跡セルの尺度を定義します。「1」に設定すると、追跡セルは実際のサイズで表示されます。広い領域を表示する場合や尺度サイズが小さい場合は、「尺度」の設定を大きくすると、GPS追跡セルが見やすくなります。上から投影するソース－追跡セルを表示する高さを指定します。2次元モデルの場合、選択できるオプションは「ゼロ」だけです。3次元モデルでは、「固定値」オプションに仰角を入力することができます。また、「GPSから」オプションでは、接続されたGPSデバイスの仰角を使用します。
軌跡設定	GPSの位置の変更に伴い軌跡に追加される点を指定します。軌跡保持－生成された軌跡の存続期間を指定します。「軌跡なし」オプションでは、軌跡をオフにするとすぐにGPS軌跡が消去されます。「セッション」オプションでは、終了するか別のモデルを表示するまで軌跡が継続されます。「永久」オプションでは、軌跡はアクティブモデルへの連続線分として書き込まれます。距離許容差－軌跡上で点を保存する場所を確定します。現在のGPS位置が、以前保存した点からの「距離許容差」を超えている場合は、新しい点が保存されます。「距離許容差」は、アクティブモデルの主単位と同じ単位で入力されます。角度許容差－軌跡上で点を保存する場所を確定します。現在のGPS位置によって形成される角度と、前のGPS位置の2つの読み取り値が「角度許容差」を超える場合、点は、前のGPS位置で保存されます（角の頂点）。「角度許容差」は度単位で入力されます。領域許容差－軌跡上で点を保存する場所を確定します。現在の位置の頂点と前に保存された2つの位置から成る三角形によって形成される領域が「領域許容差」を超えると、現在の位置が軌跡に保存されます。「領域許容差」は平方主単位で入力されます。理由を表示－ GPS軌跡点の確定に使用する基準をステータスバーに表示します。
Garmin USB Settings	「デバイスタイプ」を「Garmin USB」に設定すると表示されます。ソース－ GPSソースを「USBデバイス」（コンピュータに接続したライブGPSデバイス）または「ファイルを再生」（GPSレコーダを使用して以前記録されたGarmin USB GPS）として定義します。再生ファイル－ソースを「ファイルを再生」に設定した場合に、GPSレコード用ファイルを指定します。再生速度－ GPSレコード用ファイルを再生する速度を設定します。「1.0」に設定すると、ファイルは、記録された速度で再生されます。
NMEA GPS設定	デバイスタイプを「NMEA互換」に設定すると表示されます。ソース－ GPSソースを「シリアルポート」（コンピュータに接続したライブGPSデバイス）または「ファイルを再生」（GPSレコーダを使用して以前記録されたNMEA互換GPS）として定義します。「ファイルを再生」を選択した場合、「Garmin USB Settings」で指定した「再生ファイル」フィールドと「再生速度」フィールドが表示されます。 Commポート番号－ソースを「シリアルポート」に設定した場合に、GPSが接続されるシリアルポートを指定します。Bluetoothデバイスの場合、このフィールドは仮想シリアルポートとして使用されるCOMポートに設定する必要があります。ボーレート－ GPSデバイスのボーレートを指定します。Bluetoothデバイスを使用している場合、このフィールドは無視してください。
Windows位置情報サービスの設定	デバイスタイプを「Windows位置情報サービス」に設定すると表示されます。ソース－「Windows位置情報サービス」から、または「ファイルを再生」としてGPSソースの場所を定義します。再生ファイル－ソースを「ファイルを再生」に設定した場合に、GPSレコード用ファイルを指定します。再生速度－ GPSレコード用ファイルを再生する速度を設定します。「1.0」に設定すると、ファイルは、記録された速度で再生されます。