MicroStationには、フォント自身に格納されていない、フォントについての追加情報が必要です。このファイルに含まれるフォントごとの設定は、フォントのタイプと名前に基づいて関連付けられます。

製品に付属するフォントについての情報はすでに含まれているので、この情報を編集する必要はありません。構成にカスタムフォントを配備している場合、カスタムフォントに関する情報を手動で指定することができます。指定しない場合はさまざまな既定情報が適用されますが、これがカスタムフォントに適する場合と適さない場合があります。フォントに関する情報を指定するとき、フォントのタイプと名前で一意的に識別されます。同じタイプの複数のフォントですべての情報を共有している場合、名前のリストに単一の指定を含めることができます。フォントは1回のみファイルに表示されます。フォントが複数回表示される場合の動作は未定義です。

名前付きのシンボルは、テキストエディタのお気に入りシンボルと同じリストに表示されます。フォント構成ファイルで指定された名前付きシンボルは、構成を使用するすべてのユーザーに対して共通となります。お気に入りシンボルとは異なり、ユーザーはこれらを変更できません。名前付きシンボルの意図は、特にカスタムフォント内で、一般的に使用されるシンボルに素早くアクセスできるようにすることです。