MicroStation CONNECT Edition ヘルプ

レンダリングの後処理設定

「レンダリングの後処理」タブ

設定説明
表示 「塗り潰しの色」、「白黒」、「分析」のいずれかの表示モードを選択します。
PathTracer Denoiser Settings パストレーサデノイザーを選択します。
ブルーム ブルームの設定値を調整します。
  • 半径 - スライダを使用するか値を入力してブルーム半径を調整します。値が大きいほど、ブルーム効果が大きくなります。
  • しきい値 - スライダを使用するか値を入力してブルームのしきい値を調整します。値が小さいほど、明るいピクセルになります。
後処理 オンにすると、後処理の設定が有効になります。
  • 色のフィルタリング - 色フィルタを適用する色を選択します。
  • 色の遠近法表示 - 暗い部分を置き換える色を選択します。
  • 色補正 -
    • 輝度 - スライダを使用するか値を入力して画像の全体的な明るさを調整します。
    • コントラスト - スライダを使用するか値を入力して画像の全体的なコントラストを調整します。
    • 色相 - 角度を調整して色調をシフトします。
    • 彩度 - 画像の全体的な彩度を調整します。
    • 密度 - 画像の色の全体的な密度を調整します。
画像設定値
  • ガンマ - ディスプレイ機器の差分を調整するときに使用します。ほとんどのLCDディスプレイに適した表示ガンマは1.7です。プリンタの場合は、より高いガンマ値が必要で、通常は2.0 ~ 3.0の範囲で設定します。ほとんどの内部のレンダリングに適したガンマ値は2~2.3です。また、外部シーンにはそれよりも低いガンマ値を使用します。使用する機器に最適なガンマ値を設定したら、ハードウェアを変更するまでは値を変更する必要はありません。スライダを使用するか値を入力して調整することができます。
  • 背景設定値 - レンダリングに環境を使用しなかった場合のみ有効です。
  • 背景にシーンの輝度を使用します - 画像の明るさ、ガンマ、背景を調整することができます。
  • 画像の輝度 - スライダを使用するか値を入力して調整します。
  • ガンマ - スライダを使用するか値を入力してガンマを調整します。
  • 背景 - 現在の背景設定値を使用してアクティブな環境を更新します。
    • 空白 - 背景が空白になります。
    • 色 - 背景の色が使用されます。
    • 画像 - 背景の画像が使用されます。

「NPR効果」タブ

レンダリング画像にNPR効果を適用するために使用します。


設定説明
レンダリング画像にNPRスタイルを適用 オンにすると、レンダリング画像にNPR設定値が適用されます。
NPRシェーダースタイルのドロップダウンメニュー 画像に適用するシェーディングスタイルを選択します。
シェーダーを処理しています ドロップダウンメニューからシェーダーのスタイルを選択します。
縁取りを処理しています ドロップダウンメニューから縁取りのスタイルを選択します。次の設定値を調整することができます。
  • 色 - 縁取りの色を選択します。
  • 厚み - 縁取りの厚みを調整します。
  • 不透明度 - 縁取りの不透明度の割合を調整します。

「再ライティング」タブ

シーンの照明を再レンダリングせずに微調整するために使用します。シーンのさまざまな光源の明るさと色をリアルタイムで瞬時に調整することができます。


設定説明
Flash Light オンにすると、スライダを使用するか値を入力してレンダリング画像の懐中電灯の設定値を調整することができます。色選択ドロップダウンメニューから色を選択することもできます。
  • 「リセット」ポップアップメニュー:
    • すべて選択 - すべてのフィールドを選択します。
    • Update relighting - 光源にのみ使用できます。
太陽 オンにすると、スライダを使用するか値を入力してレンダリング画像の太陽光の設定値を調整することができます。色選択ドロップダウンメニューから色を選択することもできます。
周辺光 オンにすると、スライダを使用するか値を入力してレンダリング画像の周辺光の設定値を調整することができます。色選択ドロップダウンメニューから色を選択することもできます。