MicroStation CONNECT Edition ヘルプ

非連続領域のパターニング

「方法」を「1点で指定」に設定し、「動的領域」をオンにすると、非連続領域をパターニングすることができます。すなわち、<Ctrl>キーを押しながら複数の閉じた領域を選択した後、1回の操作でハッチングやパターニングを行うことができます。これらの領域は、図形上にポインタを移動して置くとそれに応じて動的にハイライト表示されます。この操作を行う場合でも、「内部の多角形を指定」と「文字を指定」を使って、選択領域内の領域を除外することができます。



左:"1点で指定"してハッチングを行う領域を選択します(<Ctrl>キーを押しながらデータ点1~3を選択)。右:選択領域のハッチングを確定します(4を選択)。

注記: 単独の関連性パターン領域は、複数の非連続の小領域から構成することができます。小領域とは、多くの要素で囲まれた最小の領域や、あるいは単に閉じた多角形の領域を表します。小領域は、グループ化したホールおよび文字要素を含むことができます。
注記: 非連続領域をパターニングするときに「パターンを解除」をオフにすると、パターン領域を境界とする複合図形が作成されます。ハッチング線は複合図形と関連付けられます。パターニング時に「関連境界線」をオンにしていた場合を除き、複合図形の作成に使用した元の要素を移動または修正しても、複合図形とハッチング線は更新されません。