MicroStation CONNECT Edition ヘルプ

レンダリング/画像の構成変数

次の表に、レンダリングと画像に影響する構成変数を示します。各構成変数は有効な値です。値が有効な場合、設定は上書きされません。構成変数の変更を有効にするために、終了して再起動する必要はありません。

変数 Short name 説明
MS_LOCAL_MATERIALS Local Material Setting 「材質エディタ」ダイアログボックスの「設定値」メニューにある「使用時に材質をローカルにコピー」オプションと同じ機能を提供します。

1に設定した場合は、ローカルテーブルが存在しなければ、材質が使用時にローカルに作成され、DGNファイルによってローカルテーブルに既定で設定されます(「使用時に材質をローカルにコピー」が有効だった場合)。

0に設定した場合、または、定義しなかった場合は、使用済の材質のローカル化が「使用時に材質をローカルにコピー」オプションによって制御されます。

ローカルの材質サポートは、V8 XM Editionの新機能であり、以前のバージョンではサポートされていません。

MS_MTBL Material Tables 材質テーブルの検索パス
MS_MATERIAL Material Palettes 材質パレットの検索パス
MS_PATTERN Pattern Maps パターンマップの検索パス
MS_BUMP Bump Maps バンプマップの検索パス
MS_IMAGE Images 画像ファイルの検索パス
MS_IMAGEOUT Image Output 「作図」 > 「ユーティリティ」 > 「画像」 > 「画像保存」の順に選択するか、「作図」 > 「ユーティリティ」 > 「画像」 > 「画面をラスターで保存」の順に選択して作成した画像ファイルが保存されるディレクトリ。
MS_SHADOWMAP Shadow Maps 影マップが保存されるディレクトリ。
MS_LIGHTING IES Lighting Files IES照明データが保存されるディレクトリ。
MS_LIGHTLIST Pre-defined Light Sources 定義済み光源の場所を列挙するディレクトリ。
MS_RENDERLOG Rendering statistics log レンダリング統計が記録されるファイル。
MS_SHARED_DR_DIR Distributed Rendering Directory 共有レンダリングファイルの作業ディレクトリ。
MS_IMAGE_EDITOR Image Editor 画像ファイルの編集に使用する既定のプログラム。このプログラムは、「マップエディタ」ダイアログボックスのプレビュー領域でダブルクリックして起動します。
MS_MATERIAL_PREVIEW_BACKGROUND Material Preview Background 材質エディタで材質のプレビューの背景に使用する画像。
MS_MATERIAL_PREFERLIBRARYMATERIALS 1に設定した場合、マスターファイル内のライブラリの材質を編集し、マスターファイルと全参照ファイルに含まれる材質のすべてのインスタンスにその変更を反映させることができます。これにより、各参照ファイル内の材質を個別に手動で編集する必要がなくなります。
MS_FILTEREDCODECS Filtered DirectShow Codecs アニメータからアニメーションをエクスポートする場合に表示しないコーデックの一覧。
MS_FIXFBXMATERIALS 1に設定すると、FBXインポートの材質の鏡面反射と反射の強度が0に設定されます。
MS_RENDERV7MATERIALS V7 Material Compatibility 1に設定した場合、材質はV7と同様にレンダリングされます。最も影響を受けるのは、パターンマップに適用される透光、透過、鏡面反射、および拡散反射です。