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あいまいな拘束条件付きセルの診断

拘束される要素ならびに拘束および寸法という要素自体の線属性によって、デザイン内に存在する不整合およびあいまいさを示すメッセージが表示されます。

  • 下書き要素または変数が拘束によって完全に定義されているか、または定数である場合、それは完全拘束であり、白の実線で表示されます。
  • 下書き要素または変数が拘束によって完全に定義されていない場合、それは拘束不足であり、黄色の破線で表示されます。
  • 拘束を適用した下書き要素にすでに完全拘束が適用されている場合、それは重複であり、赤の破線で表示されます。

拘束が有効な場合、次のように表示されます。

拘束 表示方法
寸法 白の実線
その他の幾何的拘束 青の実線
数式

デザイン内に残存するあいまいさは、" 自由度 "という数値にまとめられます。新しい下書き要素によって、それぞれ次のように自由度が追加されます。

下書き 追加される自由度
2
線分 最大4
最大3
楕円 最大5

有効な拘束があると、自由度が1以上減ります。

自由度が0のデザインは完全拘束されたデザインであり、重複する拘束は含まれません。すべての下書き要素が完全拘束されています(白で表示されます)。

自由度の数値が0でない場合、デザインの一部が拘束不足(黄色で表示されます)です。

拘束を追加すると自由度の残りが表示され、重複する拘束がある場合は、その後に"拘束が過剰"というメッセージが表示されます。