MicroStation CONNECT Edition ヘルプ

レンダリングでは、すべての光源セルの影を生成することができます。これには、光源、材質、「レンダリング設定マネージャ」ダイアログボックスの「設定」タブで影を有効にする必要があります。影は、レンダリング計算時に各光源から取得したサンプルの数によって鋭くなったり、柔らかくなったりします。

注記: 表示スタイルで「影」オプションが選択されていると、ビューに影が表示されます。
ヒント: 通常、レンダリング時にビューの下書きはオフにする必要があります。下書きをオフにすることによって、たとえば光源セルによって不要な影を投影しないようにできます。

柔らかい影

光源からの影の鋭さを制御することができます。影の鋭さは、グローバル(すべての光源に同じ値が設定される)、または光源ごと(光源ごとに陰影の設定が異なる)に制御することができます。「影」の設定値として次のオプションを選択できます。

  • 光源に合わせる - 鋭さは、各光源の影の設定値により調整されます。
  • 鋭く - 1サンプル
  • 柔らかく - 粗い - 16サンプル
  • 柔らかく - 中程度 - 64サンプル
  • 柔らかく - 細かい - 160サンプル
  • 柔らかく - 非常に細かい - 256サンプル


    単一の点光源からの照明を伴うレンダリング|上:「鋭く」に設定された影|下:「柔らかく - 非常に細かい」に設定された影

ソフトシャドウの計算では、レンダリングプロセスは、すべての点光およびスポット光のサイズは、既定の12インチであることを前提にしています。これにより、光源が器具内に配置された場合、器具が影を投影することが想定されるため、不自然な光源が発生します。このような場合は、 「光源を配置」 ツール設定ウィンドウの「電球サイズ」オプションを使用して、モデル内のすべての点光およびスポット光のサイズを変更します。