MicroStation CONNECT Edition ヘルプ

「要素テンプレート」ダイアログボックス

テンプレートグループの管理、要素テンプレートの管理、および要素テンプレートへのプロパティの割り当てに使用します。

このダイアログボックスには、次からアクセスすることができます。
  • リボン:「作図」 > 「ホーム」 > 「属性」 > 「要素テンプレート」 > 「管理」
  • リボン:「モデリング」 > 「ホーム」 > 「属性」 > 「要素テンプレート」 > 「管理」
  • リボン:「管理」 > 「ホーム」 > 「属性」 > 「要素テンプレート」 > 「テンプレートを管理」


このダイアログボックスのコントロールは、特に注記されていない限り、開いているDGNファイル(青い「V8」アイコンの下のツリー)でのみ使用できます。詳細については、「テンプレートグループの操作」を参照してください。

キー入力: CUSTOMIZE DELETEALLDATA
キー入力: CUSTOMIZE RELOAD
キー入力: TEMPLATE DIALOG
注記: キー入力コマンド「CUSTOMIZE DELETEALLDATA」を使用すると、すべてのテンプレートデータ、カスタムのツールボックス、ツール、タスク、およびメニューデータをDGNファイルから削除できます。削除するテンプレートに関連付けられているすべての要素の関連付けが解除されます。
注記: キー入力コマンド「CUSTOMIZE RELOAD」を使用すると、すべてのテンプレートデータ、カスタムのツールボックス、ツール、タスク、およびメニューデータをDGNファイルに再ロードできます。DGNライブラリが更新された場合、このキー入力コマンドを使用して更新データを再ロードし、使用することができます。これは、DGNファイルを閉じて再度開くことと同じです。
設定説明
新しいテンプレートグループ


テンプレートを配置する新しいテンプレートグループを追加します。テンプレートグループは、指定した挿入位置の下に追加されます。テンプレートグループの名前はDGNファイル内で一意である必要があります。長さに制限はありませんが、円記号(\)は使用できません。
新しいテンプレート


新しいテンプレートを追加します。テンプレートは、指定した挿入位置の下に追加されます。テンプレートの名前はテンプレートグループ内で一意である必要があります。長さに制限はありませんが、円記号(\)は使用できません。
切り取り


選択したテンプレートグループまたはテンプレートを切り取ります。
コピー


選択したテンプレートグループまたはテンプレートをコピーします。アイテムをコピーして貼り付ける場合、アイテムの名前を変更することができます。このアイコンは、DGNライブラリ(灰色の「V8」アイコンの下)のテンプレートグループおよびテンプレートでも使用できます。
貼り付け


切り取った、またはコピーしたテンプレートグループまたはテンプレートを、指定した挿入位置の下に貼り付けます。
上に移動


選択したテンプレートグループまたはテンプレートを、1つ上の位置に移動します。このアイコンは、DGNファイル内の一番上のテンプレートグループ、またはテンプレートグループ内の一番上のテンプレートに対しては無効です。
下に移動


選択したテンプレートグループまたはテンプレートを、1つ下の位置に移動します。このアイコンは、DGNファイル内の一番下のテンプレートグループ、またはテンプレートグループ内の一番下のテンプレートに対しては無効です。
削除


選択したテンプレートグループまたはテンプレートを削除します。要素に関連付けられているテンプレートを含むテンプレートグループは削除できません。要素に関連付けられているテンプレートは削除できません。
DGNファイルを開く


開いているDGNファイルのテンプレートグループおよびテンプレートは、左側のパネル内の、青い「V8」アイコンとDGNファイル名が表示されている箇所の下に表示されます。DGNライブラリのテンプレートを使用して要素を配置する際に、「アクティブな要素テンプレート」アイコンがロックされている場合、そのテンプレートのコピーは青い「V8」アイコンの下の開いているDGNファイル内に配置されます。

左側のパネル内に表示されるテンプレートグループおよびテンプレートは、「アクティブな要素テンプレート」アイコンのドロップダウンリストで選択することができます。ただし、これにはいくつかの例外があります。2つのテンプレートグループが同じ名前である場合、または同じ名前の2つのテンプレートが同じ名前のテンプレートグループ内にある場合は、最初に処理されるDGNライブラリ内のテンプレートまたはテンプレートグループが、「アクティブな要素テンプレート」アイコンのドロップダウンリストに表示されます。このような状況は、「アクティブな要素テンプレート」アイコンがロックされているときに、DGNライブラリのテンプレートを使用して要素を配置すると発生します。このような配置を行った場合、DGNライブラリのテンプレートが開いているDGNファイルに追加され、同じ名前の2つのテンプレートを含む同じ名前の2つのテンプレートグループが作成されます。

使用可能なDGNライブラリ


他のDGNライブラリで使用可能なテンプレートおよびテンプレートグループ(構成変数MS_DGNLIBLISTによって指定)は、左側のパネル内の、灰色の 「V8」アイコンとDGNライブラリ名が表示されている下に表示されます。
開いているDGNファイルのポップアップメニュー 開いているDGNファイルを右クリックすると、そのDGNファイルに対して実行できる操作の一覧が表示されます。
  • 新しいテンプレートグループ - 「新しいテンプレートグループ」アイコンをクリックした場合と同じ操作を行うことができます。
  • 新しいテンプレート - 「新しいテンプレート」アイコンをクリックした場合と同じ操作を行うことができます。
  • 貼り付け - 「貼り付け」アイコンをクリックした場合と同じ操作を行うことができます。テンプレートグループまたはテンプレートを切り取るかコピーした場合に使用できます。
  • 子をソート - DGNファイルのテンプレートグループを名前のアルファベット順にソートします。
テンプレートグループのポップアップメニュー テンプレートグループを右クリックすると、選択したテンプレートグループに対して実行できる操作の一覧が表示されます。
  • ライブラリを開く - (DGNライブラリからのテンプレートグループに対してのみ使用可能)開いているDGNファイルを閉じ、テンプレートグループを含んでいるDGNライブラリファイルを開きます。
  • ライブラリを新しいセッションで開く - (DGNライブラリからのテンプレートグループに対してのみ使用可能)テンプレートグループを含んでいるDGNライブラリファイルを新しいMicroStationセッションで開きます。
  • 新しいテンプレートグループ - 「新しいテンプレートグループ」アイコンをクリックした場合と同じ操作を行うことができます。
  • 新しいテンプレート - 「新しいテンプレート」アイコンをクリックした場合と同じ操作を行うことができます。
  • 切り取り - 「切り取り」アイコンをクリックした場合と同じ操作を行うことができます。
  • コピー - 「コピー」アイコンをクリックした場合と同じ操作を行うことができます。このメニュー項目は、DGNライブラリ(灰色の「V8」アイコンの下)のテンプレートグループでも使用できます。
  • 貼り付け - 「貼り付け」アイコンをクリックした場合と同じ操作を行うことができます。
  • 上に移動 - 「上に移動」アイコンをクリックした場合と同じ操作を行うことができます。
  • 下に移動 - 「下に移動」アイコンをクリックした場合と同じ操作を行うことができます。
  • 子をソート - テンプレートグループのテンプレートとテンプレートグループを名前のアルファベット順にソートします。
  • 削除 - 「削除」アイコンをクリックした場合と同じ操作を行うことができます。
  • 名前を変更 - 選択したテンプレートグループの新しい名前を入力できます。
テンプレートのポップアップメニュー テンプレートを右クリックすると、選択したテンプレートに対して実行できる操作の一覧が表示されます。
  • ライブラリを開く - (DGNライブラリからのテンプレートに対してのみ使用可能)開いているDGNファイルを閉じ、テンプレートを含んでいるDGNライブラリファイルを開きます。
  • ライブラリを新しいセッションで開く - (DGNライブラリからのテンプレートに対してのみ使用可能)テンプレートを含んでいるDGNライブラリファイルを新しいMicroStationセッションで開きます。
  • 追加 - 選択したテンプレートに追加できるプロパティの一覧が表示されます。テンプレートに追加したプロパティは、そのテンプレートを選択すると「プロパティ」パネル内に表示されます。
  • 新しいテンプレートグループ - 「新しいテンプレートグループ」アイコンをクリックした場合と同じ操作を行うことができます。
  • 新しいテンプレート - 「新しいテンプレート」アイコンをクリックした場合と同じ操作を行うことができます。
  • アクティブに設定 - 選択したテンプレートをアクティブなテンプレートにします。「属性」ツールボックスのツールおよびコントロールは、アクティブなテンプレートのプロパティと一致します。ポインタを「アクティブな要素テンプレート」アイコン上に移動するか、このアイコンの横にある下矢印をクリックすると、選択したテンプレートがアクティブであることを確認できます。このメニュー項目は、DGNライブラリ(灰色の「V8」アイコンの下)のテンプレートでも使用できます。
  • 切り取り - 「切り取り」アイコンをクリックした場合と同じ操作を行うことができます。
  • コピー - 「コピー」アイコンをクリックした場合と同じ操作を行うことができます。このメニュー項目は、DGNライブラリ(灰色の「V8」アイコンの下)のテンプレートでも使用できます。
  • 貼り付け - 「貼り付け」アイコンをクリックした場合と同じ操作を行うことができます。
  • 上に移動 - 「上に移動」アイコンをクリックした場合と同じ操作を行うことができます。
  • 下に移動 - 「下に移動」アイコンをクリックした場合と同じ操作を行うことができます。
  • 子をソート - テンプレートを名前のアルファベット順にソートします。
  • 削除 - 「削除」アイコンをクリックした場合と同じ操作を行うことができます。
  • 名前を変更 - 選択したテンプレートの新しい名前を入力できます。
DGNライブラリファイルのポップアップメニュー DGNライブラリを右クリックすると、次のオプションが表示されます。
  • ライブラリを開く - 開いているDGNファイルを閉じ、DGNライブラリファイルを開きます。
  • ライブラリを新しいセッションで開く - DGNライブラリファイルを新しいMicroStationセッションで開きます。
プロパティ テンプレートグループまたはテンプレートを選択すると、そのテンプレートグループまたはテンプレートのプロパティが「プロパティ」パネル内に表示されます。

既存のプロパティの下の灰色の領域を右クリックすると、「追加」ポップアップメニューが表示されます。このメニューを使用して、選択したテンプレートにプロパティを追加することができます。これは、テンプレートを右クリックして、ポップアップメニューから「追加」を選択した場合と同じ操作になります。

テンプレートに「点の設定」プロパティを追加する場合は、点の設定を「アクティブな点」の定義ダイアログボックスで定義します。

「ファイル」 > 「インポート」 > 「XMLファイルから」 XMLファイルからデータをインポートして、テンプレート、詳細記号のスタイル、カスタムツールボックス、カスタムツール、タスク、およびカスタムメニューを作成します。データを複数のファイルからインポートできます。「ファイルからXMLデータをインポート」ダイアログボックスが開きます。
CUSTOMIZE IMPORT XML [ パス\XMLファイル名 ]
「ファイル」 > 「エクスポート」 > 「XML」 DGNライブラリからXMLファイルにテンプレート、詳細記号のスタイル、カスタムツールボックス、カスタムツール、タスク、およびカスタムメニューのデータをエクスポートします。「XMLデータをエクスポート」ダイアログボックスが開きます。
CUSTOMIZE EXPORT XML [ パス\XMLファイル名 ]
「ファイル」>「<構成されたDGNライブラリ>」 MS_DGNLIBLIST構成変数が定義されている場合は、構成されたDGNライブラリのファイルを一覧表示します。いずれかのファイルを選択すると、開いていたDGNファイルが閉じ、選択したファイルが開きます。

MS_GUIDGNLIBLIST構成変数の設定がMS_DGNLIBLIST構成変数と異なる場合、これらのファイルは同様に一覧表示されます。個人用のDGNライブラリを作成している場合は、そのファイルも一覧表示されます。

「ユーティリティ」>「ライブラリのテンプレートを更新」 DGNライブラリから開いているDGNファイルにコピーされたローカルテンプレートを更新するために使用します。DGNライブラリ内の対応するテンプレートが変更された場合は、このメニュー項目を実行すると、開いているDGNファイル内のローカルテンプレートと、テンプレートに関連付けられているすべての要素が更新されます。
DGNLIB UPDATE TEMPLATES
「ユーティリティ」>「選択した要素を更新」 ローカルテンプレートに関連付けられているアクティブな選択セット内のすべての要素の線属性を更新するために使用します。要素の配置時にテンプレートを使用し、その後要素の線属性をテンプレートとは異なるように手動で変更した場合は、このメニュー項目を使用して、要素の線属性を再度テンプレートと同じにすることができます。このメニュー項目を実行すると、ローカルテンプレートに関連付けられている選択した要素のみが更新されます。テンプレートに関連付けられていない要素を選択してこのメニュー項目を実行しても、その要素の線属性は変更されません。
TEMPLATE UPDATE SELECTION
「ユーティリティ」 > 「HTMLレポートを生成」 開いているDGNファイル内のすべてのテンプレート、詳細記号のスタイル、カスタムツールボックス、カスタムツール、タスク、カスタムメニューのデータに関するHTMLレポートを生成します。「HTMLレポートを生成」ダイアログボックスが開きます。
CUSTOMIZE GENERATEHTMLREPORT