MicroStation CONNECT Edition ヘルプ

「デザインファイルの設定値」ダイアログボックスの「グリッド」カテゴリ

「グリッドロック」およびグリッドの間隔と構成の設定に使用するコントロールが含まれています。



「グリッド」カテゴリコントロール

設定説明
グリッドロック オンの場合、各々のデータ点はグリッド上にくるように強制されます
LOCK GRID [ OFF | ON | TOGGLE ]
注記: オプションの引数を省略した場合には、現在の設定値のオン/オフが切り替わります。
注記: 「グリッドロック」と「軸ロック」が矛盾している場合には、次のように解決されます。
  • グリッドが軸と合わないように(軸の)「開始角度」と(軸の)「増分」が設定されている場合には、「軸ロック」が適用され、「グリッドロック」は無効になります。
  • 軸のアンカー点がグリッド上になく、グリッド点が軸上に配置されないように軸の始点角度と増分が設定されている場合には、「グリッドロック」が適用され、次に「軸ロック」が適用されます。
注記: (単位)「距離」がグリッド点間の距離より大きい場合には、「単位ロック」が適用され、「グリッドロック」は無効になります。
注記: 「グリッドロック」も、「軸ロック」、軸の「開始角度」、軸の「増分」、「単位ロック」、単位の「距離」などとともに、「ロック」ダイアログボックスで設定できます。
グリッドマスター 直交するグリッドの水平なグリッド点間の距離を作業単位で設定します。
ACTIVE GRIDUNIT [ mu:su:pu ]
GU= [ mu:su:pu ]
グリッド参照 グリッドマスター線間の最大グリッド参照数を設定します。
ACTIVE GRIDREF [ 単位 ]
GR= [ 単位 ]
グリッド構成 グリッド構成を設定します。
  • 直交 - デザイン平面のX軸とY軸に対して直交するようにグリッド点を配列します。
  • アイソメ - デザイン平面のX軸とY軸から30°の傾きでグリッド点を配列します(アイソメグリッドは、実際には「オフセット」グリッドの特別なケースです。)
  • オフセット - グリッド行は、水平なグリッド点間の距離の半分だけずれます。
ACTIVE GRIDMODE [ ISOMETRIC | OFFSET | ORTHOGONAL ]
グリッドアスペクト(Y/X) グリッド点間の水平距離(X)に対する、グリッド点間の垂直な距離(Y)の比率を設定します。

「構成」が「アイソメ」の場合はアイソメグリッドのアスペクト比がロックされるため、「アスペクト比(Y/X)」は使用不可です。

ACTIVE GRIDRATIO [ アスペクト比 ]
ヒント: グリッドが45°の角度に配置されるように構成するには、「構成」を「オフセット」に設定し、アスペクト比を0.5に設定します。
向き グリッドの向きを設定します。方向が補助座標系、上面、右、または正面の場合、3次元ビューが大きくなると、グリッド参照線が省略され、表示が乱れずにグリッドの方向が示される場合があります。
  • ACS - アクティブな補助座標系のXY平面でグリッドを合わせます。
  • 上面 - 上面でグリッドを合わせます。グローバル原点からX軸とY軸に沿って広がります。ビューを回転させると、グリッドも回転します。
  • 右側面 - (3次元のみ)右側面でグリッドを合わせます。グローバル原点からY軸とZ軸に沿って広がります。ビューを回転させると、グリッドも回転します。
  • 正面 - (3次元のみ)正面でグリッドを合わせます。グローバル原点からX軸とZ軸に沿って広がります。ビューを回転させると、グリッドも回転します。
  • 上 - ビューでグリッドを合わせます。グリッドは常にビューに揃えられ、グローバル原点を通過します。つまり、各ビューのグリッドは同じように表示され、グリッド点は水平に合わせられます。