MicroStation CONNECT Edition ヘルプ

「ポイントクラウド」ダイアログボックス

DGNファイルビューで、1つまたは複数のポイントクラウドの表示を管理するために使用します。リストボックスには、DGNファイルにアタッチされたすべてのポイントクラウドが表示されます。リストからポイントクラウドファイルを選択すると、そのファイルは要素セットに追加されます。

このダイアログボックスには、次からアクセスすることができます。
  • リボン:「作図」 > 「アタッチ」 > 「ポイントクラウド」 > 「ポイントクラウド」ダイアログボックス起動ツール
  • リボン:「作図」 > 「ホーム」 > 「本図」 > 「参照ツール」分割ボタン
  • リボン:「モデリング」 > 「ホーム」 > 「本図」 > 「参照ツール」分割ボタン
  • リボン:「ビジュアリゼーション」 > 「ホーム」 > 「本図」 > 「参照ツール」分割ボタン
  • リボン:「管理」 > 「ホーム」 > 「本図」 > 「参照ツール」分割ボタン
  • ツールボックス:本図ツール
  • ツールボックス:ポイントクラウド
  • 既定のファンクションキーメニュー:<Ctrl+F4>キー
設定説明
階層を表示


オンの場合、アクティブファイルとアクティブファイルに直接アタッチされている参照を示すツリーが表示されます。ツリーをオフに切り替えると、「階層を表示」アイコンの横にある矢印ボタンを使って、アクティブファイルとアクティブファイルに直接アタッチされている参照を表示することができます。
フラットモード


「平坦モード」がオンで、デザインが「階層」パネルで選択されている場合、デザインにアタッチされたすべての参照とネストされた参照が、右側のパネルに一覧表示されます。「平坦モード」がオンで、参照DGNが「階層」パネルで選択されている場合、DGNにアタッチされたすべての参照とネストされた参照が、右側のパネルに一覧表示されます。
アタッチ


「開く」ダイアログボックスを開きます。このダイアログボックスではポイントクラウドをアタッチすることができます。複数のポイントクラウドを同時にアタッチするには、<Ctrl>キーを押しながらクリックします。

デザインファイルにアタッチできるのは、PODファイルだけです。LASなど、その他のサポートされているファイルフォーマットの場合は、「変換」ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスでは、目的の変換オプションを選択し、選択したポイントクラウドファイルをPODファイルとして保存できます。

(テクノロジプレビュー)ContextShareからポイントクラウドをアタッチ


「ProjectWise ContextShare」ダイアログボックスが開き、ContextShareプラットフォームからポイントクラウドをアタッチできます。
注記: この設定を有効にするには、プロジェクトをアクティブなワークセットに関連付ける必要があります。
デタッチ


ポイントクラウドをデタッチします。
切り取り


「ポイントクラウドを切り取り」ツールを開きます。このツールを使用するとクラウドのポイントを非表示にすることができます。
切り取りを削除


ポイントクラウドから切り取りを削除します。
表示するポイントクラウドをフィット




ビュー内で1つまたは複数のポイントクラウド画像を最大化します。
  • 切り取り面を拡張 - オンの場合、ビューの「表示の奥行き」は、ビューの原点、倍率に従って、ビューの画層上にあるすべての要素が表示されるように調節されます。
  • アクティブな奥行きを中心 - オンの場合、最大化されたビューで、アクティブな奥行きが中心になります。(動的に回転させるビューまたは眺望を変更するビューを最大化する場合、「アクティブな奥行きを中心」をオンにしておくことをお勧めします)。
  • カメラを中心 - オンの場合、最大化されたビューで「カメラ」を中心とします。
ステータス ポイントクラウドのステータスを表示します。「ロード済み」、「参照済み」、「自己参照済み」、または「ポイントクラウド未検出」のいずれかが表示されます。ファイルが見つからない場合は、警告アイコンが表示されます。警告アイコンの上にポインタを置くと、ツールチップに問題に関する情報が表示されます。
ファイル名 ファイルの名前を表示します。ファイル名をダブルクリックすると、「プロパティ」ダイアログボックスが開きます。
説明 ポイントクラウドの注記を表示します。
密度 この編集可能なフィールドは、選択したポイントクラウドの表示に使われる点の密度を示します。


  • 低密度で表示するには、10に設定します。
  • 中密度で表示するには、60に設定します。
  • 高密度で表示するには、100に設定します。

POINTCLOUD DENSITY <密度値>」キー入力コマンドを使用すると、アクティブなモデルのすべてのポイントクラウドの密度を変更できます。密度値は1~100の範囲の数値です。密度値が1未満のポイントクラウドでは、1が使用されます。100を超える場合は、100が使用されます。

POINTCLOUD DENSITY <DENSITY VALUE>
スナップ


オンの場合、ポイントクラウドの要素にスナップすることができます。列内のチェックマークは、スナップがオンになっていることを示します。
指定


オンの場合、構築のためにポイントクラウド内の要素を指定することができます。列内のチェックマークは、指定がオンになっていることを示します。
固定


オン(既定)の場合、ポイントクラウドを移動、拡大/縮小、または回転することはできません。「固定」は、元のファイルでのポイントクラウドの状態によってオン/オフになります。
画層 ポイントクラウドが配置されている画層を表示します。この列をダブルクリックするとドロップダウンリストボックスが表示され、選択したラスターの画層を変更できます。


モデル 「モデル」フィールドを使用して、ポイントクラウド参照の基準点(デザイン名とモデル名)を表示します。
右クリックメニュー(リストボックス) リストボックスのタイトルバーを右クリックすると、リストボックスのすべてのオプションと、「レイアウトを保存」オプションが表示されます。既定では、「ステータス」、「レベル」、「モデル」は非表示です。
「ビュー」ボタン 番号付きのプッシュボタンを使用して、ポイントクラウドを表示するビューを定義することができます。
スナップ


スナップ機能をオン/オフにすることができます。アイコンが選択された状態の場合、設定値はオンです。
指定


指定機能をオン/オフにすることができます。アイコンが選択された状態の場合、設定値はオンです。
固定


固定機能をオン/オフにすることができます。
「ファイル」 > 「アタッチ」 「アタッチ」アイコンと同様に機能します。
「ファイル」 > 「デタッチ」 「デタッチ」アイコンと同様に機能します。
「ファイル」 > 「変換」


「変換するファイルを選択」ダイアログボックスを開きます。このダイアログボックスでは、変換するファイル(PODファイル以外)を選択できます。ファイルを選択すると「変換」ダイアログボックスが開きます。「変換」ダイアログボックスは、選択したファイルの種類によって異なります。
「ファイル」 > 「エクスポート」


「ポイントクラウドをエクスポート」ダイアログを開き、エクスポートしてXYZ、LAS、OPC、またはPODフォーマットで保存できます。
  • フォーマット - ASCII、LAS、OPC、またはPOD。
  • 領域フィルタ - 切り取りが適用されている場合、すべてをエクスポートするか、または切り取り部分のみをエクスポートするかを指定します。
  • クラスフィルタ - エクスポートするクラス。
  • 密度 - エクスポートの密度を示すパーセンテージ値。
  • チャンネル - エクスポートに含めるチャンネルを選択します(色、明るさ、クラス)。
  • 図形単位 - 図形単位の値。
  • 端数表記 - エクスポートされた値の小数点精度。精度が高くなるほど、出力ファイルのサイズが大きくなります。
  • ジオコーディング - 選択した地理座標系に基づいて点を再投影します。
注記: XYZエクスポートの精度は変数POINTCLOUD_XYZEXPORT_NBDECIMALS = 整数によって決定されます。整数は、XYZ形式を選択してエクスポートする際の桁数を示します。1から8まで指定できます。既定値は4です。
「編集」 > 「切り取り」 「切り取り」アイコンと同様に機能します。
「編集」 > 「切り取りを削除」 「切り取りを削除」アイコンと同様に機能します。
「表示」 > 「階層を表示」 「階層を表示」アイコンと同様に機能します。
「表示」 > 「フラットモード」 「フラットモード」アイコンと同様に機能します。
「ユーティリティ」 > 「GeoCS」>「ライブラリから選択」 「地理座標系を選択」ダイアログボックスを開き、GCSライブラリを参照して、目的のオプションを選択することができます。
「ユーティリティ」 > 「GeoCS」>「削除」 現在割り当てられている地理座標系を削除します。
右クリックメニュー 右クリックメニューには、ポイントクラウドに関連する次の操作のオプションが表示されます。
  • 「GeoCS」>「ライブラリから選択」 - 「地理座標系を選択」ダイアログボックスを開き、GCSライブラリを参照して、目的のオプションを選択することができます。
  • 「GeoCS」>「削除」 - 現在割り当てられている地理座標系を削除します。
  • アタッチ - 「開く」ダイアログボックスを開いて、ポイントクラウドをアタッチします。
  • コピー - ポイントクラウドをコピーします。
  • 移動 - ポイントクラウドを移動します。
  • 拡大縮小 - ポイントクラウドを拡大縮小します。
  • 回転 - ポイントクラウドを回転させます。
  • 鏡映 - ポイントクラウドを鏡映します。
  • 切り取り - ポイントクラウドを切り取りします。
  • 切り取りを削除 - ポイントクラウドから切り取りを削除します。
  • デタッチ - ポイントクラウドをデタッチします。
  • ファイル名 - ポイントクラウドファイルを再ロードします。
  • ビュー内で最大化 - ビュー内で1つまたは複数のポイントクラウド画像を最大化します。
  • プロパティ - 「プロパティ」ダイアログボックスを開きます。
キー入力: POINTCLOUD DIALOG < OPEN | CLOSE >