「AP203／AP214エクスポート設定値」ダイアログボックス

エクスポート設定値を変更するために使用します。

このダイアログボックスには、次からアクセスすることができます。

「STEP AP203/AP214ファイルをエクスポート」ダイアログボックス:「設定値」 > 「エクスポート設定」

設定	説明
全般設定	このセクションには、ログの記録と、STEP AP203またはAP214の選択に関する設定項目があります。
ログを使用	ログファイルの出力を制御します。オン（既定）の場合、構成変数MS_STEPOUTが指すディレクトリにログファイルが作成されます。オフの場合、ログファイルは作成されません。
名前を付けて保存	エクスポートファイルの作成に使用されるスキーマを制御します。 AP 203 －これを選択すると、スキーマはCONFIG_CONTROL_DESIGNとなります。 AP 214 －これを選択すると、スキーマはAUTOMOTIVE_DESIGNとなります。
ソリッドボディ	ソリッドとしてエクスポート。他のオプションはありません。
シートボディ	シートエンティティのエクスポート方法を設定します。シートとしてエクスポート－面はシートボディとしてエクスポートされます。(既定) 切り取り局面としてエクスポート－サーフェスは切り取り局面としてエクスポートされます。
ワイヤボディ	ワイヤ／曲線のエクスポート方法を設定します。ワイヤとしてエクスポート－ワイヤ／曲線はワイヤボディとしてエクスポートされます。(既定) トリム曲線としてエクスポート－ワイヤ／曲線はトリム曲線としてエクスポートされます。
最大曲面/B-スプライン曲面許容差	曲面をB-スプライン曲面に変換するための最大許容差を設定します。MicroStationで使われる曲面の中には、STEPで使用できないものがあります。これらの曲面は、STEP内でB-スプライン曲面に変換されます。この変換処理が行われるとき、変換されたB-スプライン曲面は、元の曲面を厳密に再現しているわけではありません。B-スプライン曲面は、一定の許容範囲内で正確であるにすぎません。トランスレータは、変換後の曲面を可能な限り元の曲面に近づけようとします。このオプションでは、この近似処理に使用する許容差の上限値を指定することができます。既定値は0.0001です。エクスポート処理に失敗し、B-スプライン変換の失敗がログファイルに記録されている場合は、許容差の値を大きくして変換を再試行します。
最大カーブ/B-スプライン曲線許容差	曲線をB-スプライン曲線に変換するための最大許容差を設定します。
短い名前を使用	STEPファイル内で、エンティティに対して短縮名と長い名前のどちらを使用するかを指定することができます。既定の設定では、長い名前が使用されます。たとえばcartesian_pointエンティティは、STEPファイルに「CARTESIAN_POINT」のように出力されます。短縮名を使用すると、STEPファイルのサイズを減らすことができます。この場合、前述のエントリは「CRTPNT」のように出力されます。
エンティティ名を出力	エンティティ名を出力する必要があるかどうかを指定することができます。ほとんどの幾何構成エンティティの第1属性は、エンティティ名です。現時点では、AP203トランスレータはSTEPエンティティ自体の名前を出力します。名前を出力する必要がなければ、このオプションを選択して出力を省略することができます。