MicroStation CONNECT Edition ヘルプ

「Weights」セクション

CSVファイルの「Weights」セクションは、次の行から始まります。

%section,Weights

この行には、以下の列があります。

目次
線幅 再マップする線幅です。
画層の色

線種

クラス

ElementType

セル

オプション。再マップを適用する要素を限定する修飾子です。
V8OutputWeight V8ファイルへの保存時の線幅です。
DWGOutputWeight DWGファイルまたはDXFファイルへの保存時の線幅です。

「Weights」セクションの特徴は、次のとおりです。

  • 「Weight」列の値が角カッコ([])で囲まれている場合は、有効線幅として解釈されます。たとえば、「Weight」列の値が「[4]」の場合、再マップ処理は、要素線幅が4である場合、または要素線幅が「ByLevel」に設定され、その画層の「ByLevel」線幅が4に設定されている場合に適用されます。
  • 「Weight」列にキーワード「%unmapped」が表示されている場合は、「Weight」列で他に表示されていない線幅を持つ要素が、「%unmapped」行で指定された保存先にマップされます。また、修飾子列の値が同一のセクションに複数の「%unmapped」行が存在する場合は、最後の行が使用されます。
  • キーワード「%bylevel」が「V8OutputWeight」列または「DwgOutputWeight」列に表示されている場合は、指示された線幅を持つすべての要素が「ByLevel」に変更されます。
  • AutoCAD 2000より前のバージョンでは、DWGフォーマットでは線幅を保存することができなかったため、ユーザーによっては、目的の線幅を基に要素色を設定してプロット線幅を設定していました。出力フォーマットがDWGまたはDXFの場合は、「DWGOutputWeight」列と「DWGOutputColor」列の一方または両方を含めることができます。再マップ処理では、「DWGOutputColor」が存在する場合は、元の線幅を基に出力線色が設定され、「DWGOutputWeight」列が存在し、選択されたDWGバージョンが線幅をサポートする場合は、元の線幅を基に出力線幅が設定されます。「DWGOutputColor」列が線幅マップセクションに存在する場合は、色マップセクションに「DWGOutputColor」列が存在しないことを確認してください。この列が存在すると、予測できない結果が生じることがあります。
  • 対象がAutoCAD 2000以降の場合は、MicroStationの既定の線形論理式を通じてMicroStationの線幅からAutoCADの線幅を設定するのではなく、「DWGOutputWeight」に値をミリメートル単位で入力してAutoCADの線幅に直接マップすることができます。次に例を示します。
    %SECTION,Weights
    Weight,DWGOutputWeight
    1,0.15mm

    値をピクセルではなく、ミリメートル単位で解釈させる場合は、「mm」を入力する必要があります。

  • 特定行の再マップ処理が適用される要素は、オプションの「Level」、「Color」、「Style」、「Class」、「ElementType」、および「Cell」の各列を使用して限定することができます。再マップスプレッドシートの編集時にこれらの列を表示するには、「Show Optional Columns」チェックボックスをオンにします。必須の列と区別するために、これらの列は異なる背景色で表示されます。