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既定の画層でのセル要素の作成

セルの空間属性を作成するときは、通常、セルをデザイン平面に配置したときに最終的に表示される画層に要素を配置します。

別の方法を使用すると、既定の画層でのセルの空間属性の一部を作成することができます。既定の画層での要素の配置を有効にするには、「属性」ツールボックスでアクティブな画層を「既定」に設定し、「画層マネージャ」ダイアログボックスで「線属性」を「ByLevel」に設定します。

これらの設定を有効にして配置された要素を含むセルを配置すると、これらの要素にアクティブな画層の属性が適用されます。セル上のその他のすべての要素は、定義された画層に配置され、その画層の属性が適用されます。このテクニックは図形セルにのみ適用されます。点セルには適用されません。

たとえば、「By Level」属性が割り当てられた既定の画層に線分要素を、「By Level」属性が割り当てられたLvlnam1画層に弧要素を配置したセルを作成したとします。このセルをLvlnam3画層に配置すると、次のようになります。

  • 線分要素はLvlnam3画層に配置され、Lvlnam3の「By Level」属性が適用されます。
  • 弧要素はLvlnam1画層に配置され、「By Level」属性が適用されます。