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DWG作業モードでは無効になるファイルタイプ依存のラスター機能

DWG作業モードで操作する場合、ファイルタイプに依存して無効になる機能は次のとおりです。

透過の設定値

ラスターマネージャで透過の設定値を操作するとき、使用できる機能は画像タイプ(バイナリ、連続階調、24ビットパレット)によって異なります。DWG作業モードでの動作も、画像タイプに応じて異なります。

  • バイナリ画像 - バイナリ画像をDWG作業モードでアタッチすると、背景の透過の設定値が無効になり、値は100%に設定されます。前景の透過の設定値も無効になり、値は0に設定されます。
  • 連続階調と24ビット画像 - DWG作業モードでの操作では、24ビット、8ビット、および4ビットの画像の透過の設定値も修正されます。透明色選択は、常に無効となります。透明度と尺度も無効となって0に設定されます。DWGファイルをロードするとき、画像の透過の表示がオンになっていると、ラスターマネージャでの透過アイコンもオンになります。"フェード"の設定値がDWGファイルの画像に適用されている場合、この設定値はすべての色に適用される透過として解釈されます。"すべての色の透過の設定値"が無効になることはありません。すべての色について透過の効果が見えるようにするには、透過アイコンをオンにする必要があります。画像の"フェード"の設定値に0よりも大きい値を設定した場合、透過のトグルボタンがオフであっても、フェードの効果を見えるようにするため、画像は自動的に透明性が設定された状態で表示されます。

背景色

  • バイナリ画像 - 背景色の修正に関連するラスターマネージャのすべてのツールは、無効になります。
  • 連続階調と24ビット画像 - 24ビット、8ビット、および4ビットの画像には背景や前景といった概念がないため、この機能の影響は受けません。