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レンダリング画像の保存

レンダリング画像は、主に表示スタイルで使用される「画像保存」ダイアログボックスでディスクに保存できます。フォトリアリスティック画像を保存するには、「Vueレンダリング」ダイアログボックスを使用します。このダイアログボックスではより広範な後処理オプションと優れたプレビューインターフェイスが提供されます。

また、「複数の画像を保存」ダイアログボックスを使用して、複数の画像をレンダリングしてディスクに保存することもできます。この操作は、MicroStation環境またはシステムのコマンド行から実行できます。「複数の画像を保存」ダイアログボックスは、表示スタイルまたはフォトリアリスティックレンダリングのいずれかに使用できます。

レンダリング画像は次の方法で保存できます。

  • 推奨:画像の保存(「画像保存」ダイアログボックスを選択)。True Colorディスプレイを持っていない場合でも、True Color画像(24ビットまたは1,670万色の画像とも呼ばれます)を保存し、True Color機能があるシステムで、フルカラーの表示と印刷を行うことができます。また、画面よりも高い解像度で画像のレンダリングと保存を行うことができます。サイズの大きな画像を保存するときのメモリ制限に対処するときに役立つ、「タイル状レンダリング」オプションがあります。タイル状レンダリングは、ネットワーク上の複数のシステムから実行できます。
  • 「画面をラスターで保存」を実行するには、「画面をラスターで保存」ダイアログボックスを選択します。この方法で保存した画像は、画面の解像度と表示できる色数に制限されます。

画像のラスター保存と中間色処理

必要な色をすべて同時に表示できないシステムの場合、レンダリング画像は中間色処理によって表示できない色の近似値が表現されます。中間色処理とは、使用できない色の近似値を使用できる色で構成するという、ピクセルパターンの作成です。

画面をラスターで保存すると、モニターに表示できる色数と解像度に制限されます。高解像度の画像が必要な場合、画面をラスターで保存するのではなく画像を保存します。