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構成ファイルのシンタックス

構成ファイルは、次のタイプの文で構成されます。
  • 構成ファイルを使用してフローを制御するフローディレクティブ
  • 構成変数の特定の側面を制御する変数ディレクティブ
  • 構成変数の値を設定する代入文
  • 文字列または構成変数を操作し、ディレクティブまたは割り当てで使用可能な結果を生成する式と演算子

構成ファイルにファイルまたはディレクトリを指定する場合は、前方スラッシュがディレクトリの区切り文字として使用されます。構成ファイルの値としてディレクトリを指定する場合は、その値の後に必ず前方スラッシュが付きます。たとえば、次の文では構成変数MS_DEFに、c:\users\John.Smith\Documentsディレクトリが設定されています。

MS_DEF = c:/users/John.Smith/Documents/
ヒント: 最後のスラッシュを忘れるエラーが多いのでご注意ください。
多くの場合、構成変数は、その他の構成変数と関連して定義されます。次のシンタックスは、別の構成変数との関連で構成変数を定義しています。
シンタックス 意味
$(<構成変数名>) 通常の括弧を使用すると、式はまったく変更されることなく構成変数の定義として格納され、プログラムの実行中に構成変数の値が必要となった場合にのみ評価されます。これにより、構成変数の定義で、その他の未定義の構成変数を使用できます。これは、最もよく使用するシンタックスです。
${<構成変数名>} 中括弧を使用すると、式は直ちに評価され、結果が構成変数の定義として格納されます。そのため、中括弧で囲まれた構成変数は、以前の割り当てですべて定義されている必要があります。