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印刷定義の種類

印刷オーガナイザは2種類の印刷定義(固定と可変)をサポートしており、「選択事項」ダイアログボックスによりこれら2つのモード間の切り替えができます。固定印刷定義を作成する場合、印刷時に印刷スタイルからプリンタプロパティを取得する可変印刷定義と異なり、印刷定義には印刷ジョブに必要なすべてのプリンタプロパティが含まれます。

下の表で、各種類の印刷定義を詳しく説明します。

印刷定義の種類 説明
固定印刷定義 固定印刷定義(DGN、DWG、PDF、およびラスターのソースファイルを含む)には、印刷ジョブに必要な印刷プロパティがすべて含まれています。印刷プロパティの例には、ビュー情報、用紙サイズ、印刷尺度などがあります。固定印刷定義は常に、単一の印刷ページを表します。印刷スタイルを固定印刷定義に適用して1つまたは複数の印刷プロパティを変更することができますが、その印刷スタイルの名前が印刷定義に保持されることはありません。印刷スタイルに対する以降の変更は、いずれの固定印刷定義にも影響しません。
可変印刷定義 可変印刷定義には、ソースファイルの名前(およびDGNまたはDWGのソースファイルのオプションのモデル名)と印刷スタイルの名前のみが含まれています。可変印刷定義に他の印刷プロパティが保存されることはありません。これらは印刷またはプレビュー中に印刷スタイルから取得されます。したがって、印刷スタイルの内容によっては、1つの可変印刷定義が1つまたは複数の印刷ページを表す場合があります。印刷スタイルに加えられた変更は、その印刷スタイルを参照する任意の可変印刷定義が次回に印刷またはプレビューされたときに出力に反映されます。