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Catmull-Rom

Catmull-Rom曲線は、飛行機や船体の設計によく使用されます。この曲線は、点による曲線やB-スプライン通過点と同様に、その基礎となるデータ点や頂点を直接通過します。一般的に、その他の方法に比べて近似がより正確です。

Catmull-Rom曲線は、以下の問題点を回避することができます。

  • 「制御点で」による曲線では、最初のデータ点と2番目のデータ点の間、および最後のデータ点と最後から2番目のデータ点との間が平らになってしまいます。
  • 非常に不規則な形状の場合、「通過点で」の方法で作成されたB-スプライン曲線では、不必要なループが現われてしまいます。


    B-スプラインの基準として、正方形に置かれた連続線分:「通過点で」(左)と「Catmull-Rom」(右)