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CALSプリンタドライバ

CALSプリンタドライバは、汎用のLORIPドライバの代用として、CALSラスター印刷ファイルを作成する特別なプリンタドライバです。このドライバでは、メモリ内の印刷フレームバッファを必要としますが、LORIP RGBメモリフレームバッファよりも大幅に圧縮されます。

CALSプリンタドライバは、製品のラスタライズされた印刷機能を利用します。このドライバが選択されている場合は、「印刷」ダイアログボックスの「ラスタライズ」チェックボックスがオンの状態で変更することができません。「印刷」ダイアログボックスの「色」リストボックスは、白黒に設定されていて変更することができません。

注記: 製品の図形サブシステムからのすべてのラスタライズされた出力は、コンピュータのビデオカードから取得された、アンチエイリアシング効果が適用された24ビット色データです。白黒に変換する場合は、ディザリングする必要があります。その結果、デザインに白黒データしか含まれていない場合でも、白黒のラスター印刷ファイルが入力デザインよりぼやける可能性があります。

Bentley CALSプリンタドライバ構成ファイルの名前は、cals.pltcfgです。このセクションでは、cals.pltcfgファイル内のプロパティについて説明します。

cals.pltcfgファイルでは、「プリンタドライバ構成」ダイアログボックス「基本プロパティ」タブの「ドライバプロパティ」カテゴリにプロパティが表示されます。