MicroStation CONNECT Edition ヘルプ

再マップスプレッドシートの使用

「CSV再マップファイルを作成」アイコンを使用すると、MicroStationでは、Microsoft Excelスプレッドシートのremaptemplate.xlsファイルが、指定された名前と拡張子.XLSを持つファイルにコピーされます。CSV(カンマ区切り値)再マップファイル自体は、スプレッドシートに埋め込まれたマクロによって作成されます。スプレッドシートを保存すると、マクロによって、CSVファイルがスプレッドシートファイルと同じディレクトリに自動的に作成されます。このCSVファイルは、ルートファイルと名前は同じですが、拡張子は.CSVです。CSVファイルの作成を有効にするには、スプレッドシートでマクロを有効にする必要があります。「マクロウィルスから保護する」チェックボックス(Excelで「ツール」 > 「オプション」>「全般」タブの順に選択)をオフにしていることを確認するか、ファイルが開いたときに表示されるダイアログボックスで「マクロを有効にする」をクリックします。

再マップスプレッドシートには、CSVファイルで再マップテーブルを作成することができるワークシートがいくつか含まれています。ほとんどのスプレッドシートには、さまざまなマップオプション(画層、色、線幅、線種、フォント、セル名)に対応するワークシートが含まれています。「Instructions」ワークシートには、スプレッドシートの使用方法に関する情報が記載されています。「System」ワークシートはマクロによって使用されるので、編集しないでください。



注記:V7 OutputLevelは推奨されていません

ファイルを保存するときは、AutoCAD DWGフォーマット、DXFフォーマット、MicroStation V8フォーマットのいずれの場合も同じ再マップファイルを使用することができます。そのため、再マップテーブルを1つ作成すれば、特定のプロジェクトで、目的の出力ファイルのタイプとは無関係に使用することができます。

注記: システムによっては、Excelを終了する(「ファイル」 > 「終了」)前に「ファイル」 > 「上書き保存」を実行してから「ファイル」 > 「閉じる」を実行しなければならないことがあります。このように操作する必要があるのは、Excelの終了時にマクロを実行するタイミングが原因で、作成したCSVファイルのサイズが0バイトになるという問題が発生するからです。この問題が発生した場合は、スプレッドシートを再度開き、何らかの変更を行なってスプレッドシートを保存してから終了してください。