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正投影図法

この図法では、観測者が宇宙空間のある場所から地球を見ている状態になります。球体の外観になるので、一度に一方の半球しか見えません。これは古代の図法であり、数千年前にギリシャ人とエジプト人が使用していた記録があります。

これは正積図法や等角図法ではありません。子午線と緯線は、端で歪みが大きい直線、円、楕円のいずれかになります。

この図法には、2つのバリエーションがあります。第1のバリエーションでは、正のY軸の方向が、正のY軸上にある点の緯度と経度によって定義されます。第2のバリエーションでは、Y軸の方位角が、Y軸の実際の角度(北方向からどれだけ東にあるか)によって定義されます。最も一般的なケースでは、Y軸が真北を向く座標システムになります。