MicroStation CONNECT Edition ヘルプ

アイテムタイプの「式ビルダ」ダイアログボックス

プロパティ定義の値を計算するための有効な数式の作成に使用します。数値、文字列、アクセス文字列、記号、演算子を使用して、式のシンタックスを定義できます。

このダイアログボックスには、次の手順でアクセスできます。
  • 「図面」 > 「アタッチ」 > 「アイテムタイプ」ダイアログボックス

必要な「プロパティ定義」を選択し、「計算されたプロパティ」にある「式」フィールドをクリックします。「オプション」ボタンをクリックします。



「式ビルダ」ダイアログボックスが開きます。



使用する式を入力して、ダイアログボックスの「式エディタ」セクションでテストできます。入力を開始すると、式を完了するためのオプションが表示されます。

たとえば、「this」関数グループの式を作成する場合は、「this.」と入力すると、シンタックスに追加可能なプロパティとツールがドロップダウンメニューで表示されます。ドロップダウンメニューから目的のアイテムをダブルクリックすると、そのアイテムを式のシンタックスに追加できます。



設定説明
関数グループを表示


展開して、使用可能なさまざまな関数グループを表示します。「関数グループを選択」ドロップダウンメニューから目的のグループを選択できます。選択に基づいて、関数とプロパティの一覧が表示されます。右側のパネルで関数またはプロパティをダブルクリックすると、ダイアログボックスの下部の説明とともに、右側に式が表示されます。


関数


選択すると、グループ内のすべての関数が表示されます。
プロパティ


選択すると、グループ内のすべてのプロパティが表示されます。
関数グループを非表示


「関数グループ」パネルを非表示にします。
現在のキャレット位置の関数グループを表示


関数グループの一覧を開きます。関数グループをダブルクリックして選択できます。
Concat 連結記号を式に追加します。この記号は、2つの式の結果を連結するために使用します。たとえば、this.GetElement().ElementID &ActiveFile.FileNameによって、両方の式の結果が結合されます。
演算子を選択 次のオプションがあります。
  • 算術
  • 比較
  • 条件
  • 論理
ツールバー 「演算子を選択」で選択したオプションに基づいて、関連する算術演算子、比較演算子、条件演算子、論理演算子が表示されます。
  • 加算(+)
  • 減算(-)
  • 乗算(*)
  • 除算(/)
  • 指数(^)
  • モジュロ(%)
  • 等しい(==)
  • 等しくない(!=)
  • より小さい(<)
  • より大きい(>)
  • 以下(<=)
  • 以上(>=)
  • AND(&&)
  • OR(| |)
  • NOT(!)- TrueまたはFalseの値を反転
  • 条件IIf
式エディタ 式を作成するためのテキストフィールドを用意しています。
クリア 式を作成するためのテキストフィールドを用意しています。
テスト 式の有効性をチェックして、下のフィールドにエラーや成功のコメントを表示します。
OK ダイアログボックスを閉じて、「アイテムタイプ」ダイアログボックスの「式」フィールドに式を追加します。
キャンセル キャンセルしてダイアログボックスを閉じます。