材質を割り当て
- 色/画層で割り当てられた材質定義の修正、追加、削除。
- モデルの要素にアタッチされる材質定義の追加、削除。
- 材質の割り当て用要素の問い合わせ。
- 環境マッピングの設定、クリア。
ツール設定の上部にあるアイコンを使用すると、目的のタスクを選択できます。プレビューウィンドウには現在選択されている材質が表示されます。他のアイコンを使用して、パレットファイルのロード/アンロード、材質割り当ての表示と編集を行うことができます。
材質定義はパレットファイルに格納されています。このツールを使用すると、材質パレットをロードして、DGNファイルの要素にパレットの材質を割り当てることができます。材質テーブルは、「材質テーブルを管理」ダイアログボックスから管理し、DGNファイル内のすべてのモデルに適用されます。複数のパレットファイルをロードすると、「パレット」設定はオプションメニューになり、メニューから目的の材質パレットを選択できます。最後に、材質の割り当てテーブルファイルに割り当て設定を保存できます。
材質パレットファイルをロードすると、モデル内の要素から材質を割り当てることができます。材質の割り当てをデザイン要素に適用する方法は2つあります。次の方法で材質を割り当てることができます。
2つ目の方法は、ソリッドまたはサーフェスの異なる面に異なる材質をアタッチする場合に特に有効です。材質を属性としてアタッチすると、この設定は画層と色による割り当てよりも優先されます。また、アタッチされた材質は、ローカルの材質としてモデルとともに保存されます。
画層と色によって材質を割り当てるには、目的の要素を選択するか、画層と色を手動で選択します。実際に要素に材質を割り当てる前に、結果をプレビューできます。
設定 | 説明 |
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「色/画層で割り当て」アイコン | 画層と色でモデル内の要素に材質を割り当てるときに使用します。24ビット色を用いることができます。 |
「割り当てを削除」アイコン | 画層と色による材質の割り当てを削除するときに使用します。 |
「アタッチ」アイコン | モデルの要素に属性として材質をアタッチするときに使用します。このアイコンには、スマートソリッドとフィーチャソリッドの個々の面に材質をアタッチする機能もあります。この方法でアタッチされた材質は、画層と色で割り当てられた材質よりも優先されます。 |
「アタッチされた材質を削除」アイコン | モデル内の要素、スマートソリッドの面、フィーチャソリッドの面に、属性としてアタッチされた材質を削除するときに使用します。 |
「問い合わせ」アイコン | 割り当てまたはアタッチによって材質が割り当てられたモデル内の要素をクエリするときに使用します。 |
材質のプレビュー領域 | ツール設定の左下にあるこのプレビュー領域には、現在選択されている材質の例が表示されます。プレビュー領域を右クリックして「編集」を選択することができます(「材質エディタ」ダイアログボックスが開きます)。また、「球」、「長方形」、「円柱」、「立方体」からプレビューオブジェクトを選択できます。さらに、プレビューウィンドウをダブルクリックして「材質エディタ」ダイアログボックスを開くこともできます。
このツールと「材質エディタ」ダイアログボックスの材質プレビューの背景に使用する画像ファイルは、構成変数MS_MATERIAL_PREVIEW_BACKGROUNDを設定することで変更できます。画像ファイルへの完全パス名が指定されていない場合、構成変数MS_IMAGEで定義されている場所のうちの1つが想定されます。既定ではchecker.tifファイルが使用され、このファイルが見つからない場合は、mslogo.tifが使用されます。 |
材質 | 材質定義を設定します。太字の材質定義は、画層/色の割り当てまたは要素へのアタッチとしてDGNファイルの要素に割り当てられていることを示します。
材質名の上にポインタを置くと、ツールチップに材質の色と画層の割り当てが表示されます。 |
「パレットを開く」アイコン | 「パレットを開く」アイコンが開きます。このダイアログボックスで、ロードする材質パレットを選択します。 |
「材質指定を編集」アイコン | 「材質を割り当て」ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスで、色と画層を基準にして材質を手動で要素に割り当てます。 |