「V7として保存オプション」ダイアログボックスの「参照」タブ
DGNファイルをV7 DGNファイルに保存するときの参照ファイルの処理方法を制御します。
参照ファイルをアタッチメントとして維持するか、ファイルとその参照ファイルを1つの出力ファイルに統合するか、あるいは出力ファイルから参照ファイルを省略するかを選択できます。
設定 | 説明 |
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ビューからの画層 | 参照ファイルのどの画層を統合するかを指定します(参照ファイルに対し「統合」オプション選択時)。 |
外部参照ファイル | DGNファイルをV7ファイルに保存するとき、既定モデルへの標準参照ファイルをどのように処理するかを制御します。 |
自己参照ファイル | DGNファイルをV7ファイルに保存するときの自己参照ファイルの処理方法を制御します。 自己参照ファイルとは、そのファイル自身にアタッチされる参照のことをいいます。図面の細部を作成するときに、自己参照ファイルがよく使用されます。 |
既定外モデルの参照ファイル | V7 DGNファイルに保存するとき、既定外モデルへの参照ファイルをどのように処理するかを制御します。 V7ファイルには、モデルが1つだけ含まれます。そのため、V8ファイルをV7ファイルとして保存する場合は、既定のモデルだけが保存されます。その他の追加の(既定外の)モデルは、モデル名に出力ファイル名が付加され、独立したファイルとして保存されます。たとえば、V8ファイルTest.dgnに2つのシートモデル("シート1"と"シート2")が存在する場合に、そのファイルをv7test.dgnとして保存すると、次の3つのV7ファイルが保存されます。 既定外モデルへの参照ファイルのアタッチは、適切なV7ファイルへのアタッチとして更新されます。 |
ライブネスト参照 | ライブネスト参照のV7ファイルへの保存方法を制御します。V7では、ライブネストはサポートされません。 |
3Dアタッチの外形線を統合 | オンの場合、参照される3次元参照ファイルの外形線がマスターファイルに統合されます。この設定は、ワイヤフレーム幾何を表示する参照を除いて、すべての参照に影響します。DWGやV7 DGNなどの対象フォーマットは動的なビューの表示オプションをサポートしていないため、このオプションは動的なビューを使用する際に便利です。この設定の効果を確認するには、「アクティブなモデルへの参照の統合」の例を参照してください。 オンの場合、この設定値により、すべての参照ファイルの設定値が上書きされます。 このチェックボックスをオンにすると、隣に外形線の設定が表示されます。このアイコンをクリックすると、「外形線設定値」ダイアログボックスが開きます。 |
統合中に画層をコピー | DGNファイルからの参照ファイルをDWG/DXFファイルに統合するときの画層の処理方法を表します。 |
参照ファイルを変換 | オンの場合、DWGファイルまたはV8 DGNファイルをV7 DGNファイルとして保存する際に、すべての参照がV7 DGNファイルに変換されます。 |
参照ファイルの統合に最適化された切り取りを使用 | オンの場合、統合処理で切り取られるときに曲面、ソリッド、多角形が維持されます。オフの場合には、曲面およびソリッドは解除されて、境界/ワイヤフレーム要素になります。 |
表示画層のみを統合 | オンの場合、選択したビューに表示された画層が出力ファイルに統合されます。 オフの場合、すべての画層が出力ファイルに統合されます。 |