MicroStation CONNECT Edition ヘルプ

「VRMLワールドファイルをエクスポート」ダイアログボックスの「画像オプション」タブ

画像ファイルの詳細を指定します。



設定説明
完全パス オンの場合には、画像ファイル名の指定に完全なファイル詳細(デバイスとパスを含む)が使用されます。オフの場合には、ファイル名(と拡張子)のみが使用されます。ブラウザによっては、完全パスを指定して画像ファイルを検索したり、VRMLファイルと同じディレクトリ内にあるファイルのみを検索したりします。
マップファイルをエクスポート オンの場合には、すべての画像ファイル(背景マップおよびパターンマップ)がVRMLファイルと同じディレクトリに作成されます(それらの画像ファイルがすでに存在する場合を除く)。これは、完全パス名が使用できないブラウザの場合や、インターネットに公開するための1組の画像ファイルを収集している場合に役に立ちます。エクスポートした画像ファイルは一定のサイズ(小さめ)、ブラウザが解釈可能なフォーマットに設定できるため、画像ファイルはVRMLファイルとともにエクスポートする必要があります。
サイズ ブラウザの中には、限られた解像度のテクスチャマップのみを使用し、大きな画像のサイズを自動的に縮小するものがたくさんあります。たとえば、Live3Dでは、テクスチャ画像のサイズはディスクからの読み取るときに128×128に縮小されます。Webサーバーのディスクの貴重な空き容量を無駄にしないために、できるだけ小さな画像を使用するようにしてください。
  • 128×128
  • 256×256
  • オリジナル - 「オリジナル」を選択した場合には、エクスポートしたテクスチャファイルのサイズはオリジナルの画像ファイルと同じになります。
フォーマット VRML Publisherで現在エクスポートすることができる画像ファイルのフォーマットは次のとおりです。
  • オリジナル
  • JPEG(JFIF) - JPEG(Joint Photographic Experts Group)を使用すると、どんな画像フォーマットでも最高の割合で(もっとも小さなファイルに)圧縮できます。JPEG ではオリジナル画像の近似画像が保存されます。近似画像の精度は、指定する圧縮度によって決まります(最小を使用すれば、圧縮度がもっとも低く、もっとも正確な画像を得ることができます)。JPEGはほとんどのVRMLブラウザでサポートされているフォーマットです。
  • TIFF - TIFF(Tagged Image File Format)フォーマットは圧縮とインデックス色以外の画像タイプをサポートしています。
  • PNG - PNG(Portable Network Graphics)は比較的新しいフォーマットで、法的問題があったGIF圧縮方式に代わるものとして設計されたものです。PNGフォーマットでは圧縮による損失が少なく、良質な圧縮ファイルを作成できます。ただし、PNG画像はJPEGで保存したものに比べ、ほとんどの場合にサイズが大きくなります。PNGファイルは透過性をサポートしていて、背景が透明な素材は透過PNGファイルとしてエクスポートされますが、まだ透過PNG画像をサポートしていないVRMLブラウザもあります。
圧縮 次の圧縮が使用可能です。最小、低、中、高。
色モード 次の色モードが使用可能です。24ビットカラーおよびグレースケール。