MicroStation CONNECT Edition ヘルプ

バッチ処理ユーティリティで標準チェックを実行するためのシンタックス

バッチ処理コマンドファイル内の標準チェッカー実行コマンドのシンタックスは次のとおりです。standardschecker execute [キーワード=値,キーワード=値...]。キーワードには標準チェッカーの操作パラメータを設定します。

設定可能なキーワードと値は次のとおりです。

キーワード
report True、False、0、または1

Trueまたは1の場合は、レポートファイルが作成されます。

interactive True、False、0、または1

Trueまたは1の場合は、標準チェッカーが対話モードで実行されます。バッチ処理が非図形モードで実行している場合は、このキーワードは無視されます。

settingsfile 設定値DGNLibファイルのファイル指定。パスが指定されなかった場合は、MS_SETTINGSDIR構成変数で指定されたディレクトリがMicroStationによって検索されます。MS_STANDARDSCHECKER_SETTINGSFILE構成変数が設定されている場合は、このキーワードが無視されます。
settingsname 設定値ファイル内で使用される名前付き標準チェック設定値。
reportfile 標準チェッカーレポートファイルのファイル指定。ディレクトリが指定されなかった場合は、MS_STANDARDSCHECKER_OUT構成変数で指定されたディレクトリにファイルが保存されます。
reportopen overwrite、append、またはnew

設定されなかった場合(かつ、reportが1またはTrueに設定された場合)は、新しいレポートファイルが作成されます。

reviewignored True、False、0、または1

Trueまたは1の場合は、以前無視としてマークされた問題が対話モードで表示されます。標準チェッカーが対話モードで実行していない場合は、このキーワードは無視されます。

キーワードと値のペアは、カンマとスペースのどちらかで区切ることができます。次のように、二重引用符でキーワードと値のペア全体を囲むか、値の部分だけを囲むことによって、スペースまたはカンマを含む任意の値を指定することができます。 "reportfile=C:\ProgramData\Bentley\MicroStation CONNECT Edition\Configuration\WorkSpaces\Example\WorkSets\General\Out\check.xml" または reportfile="C:\ProgramData\Bentley\MicroStation CONNECT Edition\Configuration\WorkSpaces\Example\WorkSets\General\Out\check.xml"