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画像のタイル状レンダリング

タイル状レンダリング処理では、画像が複数のタイルに分解されます。その後、各タイルは個々の画像として処理され、レンダリングされたタイルファイルとしてディスクに書き込まれます。最後のタイルが完了すると、レンダリングされたタイルファイルは1つの完成した画像ファイルに結合され、レンダリングされたタイルファイルは削除されます。たとえば、10000×5000ピクセルの画像の場合、タイル状レンダリングによって1024×1024の部分に分割して処理され、それらが結合されて最終画像が生成されます。

タイル状レンダリングのプレビュー

タイル状レンダリングまたは非Luxology分散レンダリングジョブの進捗状況を表示するには、Save Image Previewキー入力コマンドを使用します。タイルファイルのパスはコマンド行で指定します。省略すると、「バンドのレンダリングを続行」ダイアログボックスが開き、タイルファイル名を入力するように求めるメッセージが表示されます。タイルは作成されたときの状態で表示されます。このキー入力コマンドは、プレビューウィンドウを誤って閉じてしまった場合や、別のコンピュータからジョブを監視する場合に使用できます。

タイル状レンダリングで作成されるファイル

タイル状レンダリングの処理時には、ファイル拡張子を使用して個々のレンダリングされたタイルファイルが識別されます。すべてのレンダリングされたタイルファイルのファイル名は、Yタイル番号(先頭の4桁)とXタイル番号(末尾の4桁)の組み合わせで構成され、拡張子は".bkt"になります。たとえば、00120012.bktという名前のタイルの場合、0012(先頭の4桁)はYタイル番号、0012(末尾の4桁)はXタイル番号を示します。似たような拡張子のファイルで既存のファイルを上書きする可能性があるため、これらのタイルファイルは独自のディレクトリに保存することをお勧めします。このディレクトリは、構成変数MS_IMAGEOUT(「構成変数」ダイアログボックスの「レンダリング/画像」カテゴリの「画像の出力」)で指定されます。

エラーの修復

タイル状に画像をレンダリングし、各タイルをディスクに書き込むことで、処理を中断しても修復することができます。

複数システムの使用

「タイル状に画像をレンダリング」オプションを使用すると、複数のシステムで1つの画像のレンダリングと保存を行うことができます。すべてのシステムは共通のネットワークファイルシステムに接続する必要があります。

タイル状レンダリング処理を開始するシステムで、共有のネットワークドライブにコントロールファイルを作成します。その他のシステムで「画像保存」ダイアログボックスの「続行」ボタンを押すと(「中断後にタイル状レンダリングを再開するには」を参照)、レンダリングされていない最初のタイルから処理が続行されます。一連のレンダリングされたタイルファイルのうち最後のファイルが作成されると、最後のファイルが作成されたシステムで、それまでのすべてのタイルファイルが結合され、最終的な画像ファイルが作成されます。レンダリングされた各タイルファイルの削除も、このシステムによって行われます。