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「プロパティ」ダイアログボックスの「メイン」タブのDGN/DWG設定値

選択した印刷定義の領域、レイアウト、用紙、再記号化の各パラメータを指定するためのコントロールがあります。「メイン」タブは「プロパティ」ダイアログボックスに表示されます。



設定説明
ファイル名 印刷定義に関連付けられたマスターデザインファイルのフォルダ名やファイル名を変更します。ファイルを移動した場合、またはファイルの名前を変更した場合は、フォルダ名やファイル名の変更が必要になることがあります。ファイルの場所がわからない場合は、「参照」をクリックします。
印刷範囲 印刷する領域を選択するリストボックスです。
  • ビュー - 「ビューの設定値」に表示されたビュー番号の内容。
  • 枠 - 印刷領域は枠で定義されます。
  • シート - 印刷領域はシート定義で定義されます。
モデル 印刷するモデルを選択するリストボックスです。モデルを変更するとビューグループも変更されます。その結果、ビューも変更される場合があります。
ビューグループ 印刷するビューグループを選択するリストボックスです。ビューグループを変更するとモデルも変更される場合があります。
ビュー 印刷に使用するビューを選択するリストボックスです。「ビュー」リストボックスには、ビュー1~8およびデザインファイルの保存ビューを含めることができます。
ラスタライズ 「ラスタライズ」チェックボックスをオンにすると、ラスタライズ印刷ファイルを作成できます。プリンタドライバはラスターをサポートしている必要があるので、Bentley HP-GL/2プリンタドライバを使用してラスタライズ印刷を作成することはできません。

既定では、シェーディングスタイルが検出されると、ラスタライズされたモードはオンになります。ラスタライズが確認されないと、シェーディング表示スタイルは、非ラスタライズ外形線パスを使用して印刷します。ビューにポイントクラウドが含まれる場合や、ラスタライズモードをサポートしないプリンタドライバ(HP-GL/2など)に印刷するときには、「ラスタライズ」チェックボックスは無効です。3次元デザインモデルをPDFプリンタドライバに印刷し、「3次元に印刷」チェックボックスが設定されている場合は、「ラスタライズ」チェックボックスは表示されません。

ラスタライズ印刷モードは、ビュー表示した色を印刷出力で忠実に再現するのに最善の方法です。この印刷モードでしか、アンチエイリアス、透過性などの効果は達成できません。密度の濃い図面の場合、ラスタライズ印刷モードで使用するメモリも、非ラスタライズモードより少なくなります。

ラスタライズ印刷を作成する場合、この製品では、ビューを複数のタイルに分割し、DGNファイルに複数のパスを作成し、グラフィックハードウェアを使用して各タイルをラスタライズします。印刷サイズが大きいほどより多くのタイルが必要となり、より大きなプロットファイルのサイズを印刷、作成するために、より多くの時間が必要となります。

ラスタライズ印刷出力は、ラスタータイルだけで構成されている印刷ファイルです。ベクトルDGNファイルを印刷する場合、ラスタライズ印刷ファイルのサイズは通常、非ラスタライズ印刷ファイルより大きくなります。ただし、DGNファイルに、ビュー全体に広がるラスター背景画像が含まれている場合は、ラスタライズ印刷モードを使用すると、作成される印刷ファイルは小さくなります。

ワイヤフレームビューが非ラスタライズ印刷モードでプロットされると、3次元のZ座標、2次元の表示の優先順位、ペンテーブル優先順位のいずれかに基づいて(ソフトウェア内で)ソートを実行するために、この製品では、DGNファイルの内容全体が含まれている表示リストが作成されます。非常に密度の濃い図面や、大量のラスターデータが含まれる図面の場合は、この表示リストにより、マシンの仮想アドレス領域がなくなる場合があります。ラスタライズ印刷モードでは、ソートはグラフィックハードウェアによって行われます。表示リストは必要はありません。システムメモリのフットプリントは、特に大きなサイズで印刷する場合に、非常に小さくなります。

非ラスタライズ印刷の場合、線分の末端処理およびベクトルとの継ぎ目の適用は、プリンタドライバによって実行されます。プリンタドライバの中には、他のプリンタドライバよりも多くの線分の末端と継ぎ目をサポートしているものもあり、外観はプリンタのファームウェアによって異なります。ラスタライズ印刷の場合、線分の末端処理および継ぎ目はグラフィックハードウェアによって適用され、結果はラスタータイルに埋め込まれます。これにより、使用しているプリンタドライバやプリンタに依存せずに、外観を一定に保つことができます。

プリンタドライバ構成ファイルには、「印刷」ダイアログボックスおよび印刷オーガナイザの既定の「ラスタライズ」チェックボックスを設定するオプション(「既定の出力モード」)があります。「ラスタライズ」チェックボックスを強制的にオンまたはオフにしたり(この場合、コントロールは無効になります)、優先オン/オフとしてマーク付けすることができます(この場合、「ラスタライズ」チェックボックスは、プリンタドライバの構成をロードするときに、要求された値に設定されますが、後で変更することができます)。既定では、プリンタドライバの構成は"優先なし"に設定され、「ラスタライズ」チェックボックスは「印刷」ダイアログボックスで(ユーザー選択事項から)直前に使用した設定になり、印刷オーガナイザでは非ラスタライズモードになります。

3次元に印刷 (PDFプリンタドライバを選択しており、3次元デザインモデルが開いている場合のみ表示)3次元のデザインモデルに含まれるマスターモデルとすべての参照が、U3D形式の3次元データとしてPDFに印刷されます。照明や材質、またはアニメーションやフライスルーなど、デザインファイル内にすでに存在するビジュアリゼーションデータとその設定値などが、3次元の要素となります。3次元データの埋め込まれたPDFファイルをAcrobat 7で表示すると、ドキュメントには3次元ビューとコントロールが表示され、3次元モデルの回転、ズームイン/アウト、ウォークスルー、アニメーションの再生などができます。
単位 「印刷オーガナイザ」ダイアログボックスで使用する、プリンタの測定単位を選択できます。選択可能なタイプは、インチ、フィート、mm、cm、dm、mがあります。
尺度 印刷出力の尺度を設定します。既定では、この尺度は「主単位:出力用紙単位」で表示されます。
サイズ 印刷出力のXまたはYサイズの寸法を設定します。
  • Xサイズ - 印刷出力の寸法に対するX軸(幅)をプリンタ単位で設定します。
  • Yサイズ - 印刷出力の寸法に対するY軸(幅)をプリンタ単位で設定します。
最大化 選択されたビューまたは枠で囲まれた領域をできるだけ印刷可能な領域に自動的にフィットさせます。
基準点 印刷可能な領域の左下端からページ左下端までの水平距離と垂直距離が、プリンタ単位で設定されます。
  • X基点 - 印刷可能な領域の左下端からページ左下端までの水平距離が、プリンタ単位で設定されます。既定の「X基点」および「Y基点」設定値では、印刷出力がページの印刷可能領域の中央に配置されます。
  • Y基点 - 印刷可能な領域の左下端からページ左下端までの垂直距離が、プリンタ単位で設定されます。既定の「X基点」および「Y基点」設定値では、印刷出力がページの印刷可能領域の中央に配置されます。
中心 オンの場合、印刷可能領域は、ページの中央に配置されます。
回転 印刷出力の回転を指定できます。レンダリングされず、カメラ定義を含まない印刷の場合は、0~360度の範囲で回転を指定できます。レンダリングされる印刷やカメラ定義を含む印刷の場合は、0度、90度、180度、270度、または360度の回転を指定する必要があります。
続き 「レイアウト - 詳細」ダイアログボックスが開きます。
ペンテーブル 印刷の再記号化に使用するペンテーブルファイルを選択できます。ファイルの場所がわからない場合は、「参照」をクリックします。
デザインスクリプト 印刷の再記号化に使用するデザインスクリプトファイルを選択できます。ファイルの場所がわからない場合は、「参照」をクリックします。
用紙サイズ 使用する用紙サイズ(フォーム)を指定できます。選択したプリンタドライバがサポートするフォームが、「用紙サイズ」ドロップダウンリストボックスに表示されます。

NONEフォームは、印刷の出力先が「InterPlotに送信」に設定され、選択したプリンタが、NONEフォームをサポートするInterPlotプリンタの場合に使用できます。NONEフォームで印刷する場合、フォームサイズは自動的に印刷サイズに設定されます。たとえば、フォームサイズが100×100インチで、印刷サイズが34×22インチの場合、「用紙サイズ」コントロールがNONEに設定されていると、フォームサイズは34×22インチに設定されます。

制限 Windowsドライバが選択されている場合)「フルシート」がオフの場合、選択した用紙の印刷可能な範囲または印刷可能寸法(幅×高さ)を表示します。「フルシート」がオンの場合、選択した用紙の全範囲(幅×高さ)を表示します。

Bentleyドライバを選択した場合)選択した用紙の全範囲(幅×高さ)を表示します。

向き 用紙の向き(「縦」または「横」)を選択することができます。

このコントロールを使うと、プリンタドライバ構成ファイルを編集することなく、「用紙サイズ」プロパティのX値とY値をすばやく反転させることができます。これは、printer.pltcfgに対して必要であり、いくつかのPostScriptからPDFへのワークフローで役に立ちますが、ほとんどのHP-GL/2およびHP/RTLワークフローでは必要ありません。混乱を避けるため、また誤ってXのサイズとYのサイズを入れ替えないようにするために、次のBentleyプリンタドライバでは向き制御が無効に設定されています:pscript.pltcfg、hpgl2.pltcfg、およびhpglrtl.pltcfg。

ソース プリンタ内での用紙の正確な位置を指定できます。選択した用紙サイズのトレイをプリンタで自動的に選択する場合は、「自動選択」を選択します。
フルシート Windowsドライバが選択されている場合のみ表示)オンの場合は、プリンタドライバで「フルシートモード」プロパティを設定した場合と同じです。

オフの場合、用紙の印刷可能な部分のみが印刷対象となります。

たとえば、レターサイズの用紙(8.5×11インチ)に印刷する場合、印刷領域は8×10.5だけであることもあります。「フルシート」をオンにすると、最大印刷サイズはシートサイズである8.5×11インチになります。

「フルシート」がオンの場合、用紙の周辺部の印刷不可能な範囲にある幾何は(プリンタによって)切り取られることがあります。

リフレッシュ プレビュー画像の下の「リフレッシュ」アイコンをクリックすると、プレビュー画像がリフレッシュされます。
デザインの概観を表示 オンの場合、印刷対象のデザイン領域がプレビュー画像に表示されます。オフの場合、定義されたシートを余白を含めて表示します。
OK (すべてのカテゴリにある)プロパティに加えた変更を確定して、ダイアログボックスを閉じます。
キャンセル プロパティを変更せずにダイアログボックスを閉じます。