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境界線表示データの交換と修復

単純な幾何形状の交換と比べ、境界線表示モデルのデータ交換の場合には、ある程度の近似と修復を行う必要があります。モデル内に余計な接続性情報が入っているため、また、モデルの有効性に関するシステムレベルにさまざまな解釈があるために、変換は困難な作業になります。

たとえば、境界線表示モデルでは、頂点は所定のエッジの上になくてはなりません。工業モデルシステムの観点から見れば、このことは、頂点を表す点がエッジを表す曲線から0.001単位以内の距離に存在しなくてはならないことを意味します。ただし、このファイルをエクスポートしてその後ターゲットのシステムにインポートし直したときに、頂点を表す点がエッジを表す曲線から0.0000001単位以内の距離にある場合のみ、頂点がエッジ上にあると見なされることがあります。

システムの許容差が異なるため、エクスポート元のシステムで有効と見なされるモデルが、インポート先のシステムで有効と見なされない場合があります。また、エクスポート元のシステムで有効と見なされる幾何形状が、インポート先のシステムで有効と見なされない場合もあります。したがって、境界線表示モデルの交換の処理は、多くの場合完全には成功しません。インポートしたモデルをインポート先のシステムで後で使用できるようにするには、そのモデルの修復が必要となります。

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