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デザインに合わせたシート境界線の拡大縮小

この方法では、デザイン内の必要な領域をカバーするようにシート境界線を拡大(または縮小)します。すべての文字および寸法も同じ尺度で拡大縮小する必要があります。これは、拡大縮小した印刷を作成するときに、文字要素および寸法要素を物理的に正しいサイズにするためです。

この処理を単純化するために、シートモデルを作成する際は、シート境界線のサイズだけではなく、注釈尺度をシートモデルに関連付けることができます。さらに、必要に応じて、シート境界線の基準点および回転を指定できます。

注釈尺度を指定すると、シート境界線要素も同じ尺度で拡大縮小されます。シートレイアウト要素は、選択したシートサイズの外側の限界を示す非印刷要素です。シートレイアウト要素からは、シートモデルと同じ尺度を適用した独自の境界線を参照することができます。さらに、注釈尺度のロックを有効にしてシートモデルに配置した文字は、自動的に同じ尺度で拡大縮小されます。たとえば、1m = 200mの尺度の図面を作成している場合、配置した文字を正しいサイズで印刷するには、標準の200倍のサイズにする必要があります。注釈尺度を200:1に設定しておけば、文字のサイズを計算する必要はありません。注釈尺度のロックをオンにしてから5mmの文字を選択すると、この文字はシートモデルに高さ1,000mmの文字として配置されますが、シートモデルを1:200の尺度で印刷すると、元と同じ高さの5mmに縮小されます。

デザインモデルに文字を配置する必要がある場合は、類似の注釈尺度設定値を使用できます。

図面が尺度が異なるさまざまなビューおよび詳細から構成されている場合、シートは図面の"主要"尺度で作成する必要があります。尺度が異なる詳細は、図面で必要になった場合には、主要尺度の倍数の尺度で配置できます。たとえば、図面の主要部分が1m = 200m(1:200)の尺度で、印刷時に縮小して補正するために、注釈尺度を200:1に設定してシートモデルを作成するとします。尺度が1m = 20m(1:20)の詳細をシートモデルに含める場合は、この詳細を200/20、つまり10:1の尺度で参照することになります。

"図面"を印刷するときは、尺度を注釈尺度の尺度と同じに設定します。注釈尺度が200:1の場合、図面を印刷するときの尺度設定は200(デザイン)= 1(用紙)になります(単位は同一です)。