MicroStation CONNECT Edition Help

ファイル保護とは

ファイル保護は主に、組織の通常のファイル管理システムの外部、または外部の受信者にファイルを配信するときに適用されます。そのため、一般的に自分の手元を離れるDGNファイルのコピーにファイル保護を適用します。ファイル保護には次の構成要素があります。

作成者とユーザーの区別

ファイルを保護し、無制限の権限を持つ作成者と、保護されたファイルを開いて作業するユーザーとを区別することは重要です。ファイル保護では、保護されていないファイルに物理的な読み取り権限または書き込み権限を持つユーザーは、そのファイルを保護する権限があると見なされます。つまり、作成者とは、ファイルを最初に保護したユーザーのことです。

セキュリティのレベル

作成者は、ファイル保護を使用して次の2つのレベルでデジタル資産を保護できます。

  • 権限のないユーザーを除外

    作成者は、ファイルを暗号化し、アクセスに必要な特定のデジタル証明書またはパスワードのみを承認してファイルを保護します。承認された証明書またはパスワードを使わずに保護されたファイルを開くことはできません。

  • 使用権を権限のあるユーザーにのみ制限

    作成者は、承認された証明書またはパスワードを使用して、ユーザーの使用方法を制限します。具体的には、ファイルの印刷、エクスポート、修正を行う権限や、ファイルへのアクセス権に時間制限を設定します。また、ユーザーのファイルへのアクセス権を動的にチェックするために、関数に"認証URL"を指定することもできます。

注記: 長期にわたってファイルをより強固に保護するために、古いバージョンのMicroStationでは、新しいバージョンのMicroStationで保護されたファイルを開くことができません。

ファイル保護の有効化

既定では、ファイル保護は無効です。ファイル保護機能を有効にするには、構成変数MS_PROTECTION_ENABLEを0から1、2、3のいずれかに変更します。