ContextCaptureユーザーガイド

基準点

「測量」タブでは、ブロックにアタッチされた測量ポイントや位置指定などの測量データの編集や表示を行うことができます。

基準点は、2次元画像で標定され、3次元座標が判明している同じ物理ポイントに対応しています。

注記: ブロックでリコンストラクションが作成されると、「基準点」タブは読み取り専用となります。

基準点は、手動で追加することも、列のあるファイルからインポートすることもできます。「基準点のインポート」も参照してください。

使用例

ブロックに基準点を追加することで、ブロックに正確に座標付けができ、ロングレンジの測量的なディストーションを回避できます。

基準点は3点以上が必要です。1点につき2つ以上の写真計測が含まれていれば、ATで使用できます。

「空中三角測量」も参照してください。

基準点の追加

  1. 「測量ポイントの追加」をクリックします。

  2. 名前を定義します。

    「測量ポイント」ダイアログボックスで、「タイプ」から「基準点」を選択します。

  3. 3次元座標を入力します。

    コンボボックスで入力座標系を選択し、既知の3次元座標を入力します。

    「ローカル座標系」を使用すると、座標付けされていない基準点を、任意の単位または既知の単位で入力することができます。

  4. 「作成」をクリックします。

    新しい基準点がリストに表示されます。

  5. 追加の基準点オプション(種別、精度、検証点など)をアイテムプロパティ(62ページ)から設定できます。
  6. 写真上に測量ポイントを配置します。

    測量ポイントが表示されている写真を選択し、黄色のマーカーで写真内の位置を定義して、「位置を承認」をクリックします(または、<Shift>キーを押しながらクリックして写真上で直接位置を設定します)。

    写真上で位置を定義

    複数の写真上に位置を設定するには、上記の手順を繰り返します。