ビデオフレームのインポート
「ビデオフレームのインポート」ダイアログでは、ビデオファイルからフレームを抽出してブロックに追加することができます。
ビデオからフレームを抽出するには、入力ビデオファイルを入力してインポート設定を選択します。
ビデオのサンプリング間隔には、写真間のオーバーラップが正しくなる間隔を選択してください。
インポートされたフレームはすべて1つの固有フォトグループに追加されます。ContextCaptureでは、インポートされたシーケンス全体で同じカメラモデル(同じ光学特性を持つ)を使用すると想定されます。ビデオシーケンス中にズームが変化する場合は、インポートの開始/終了設定を使用してビデオを一定ズームのセクションに分割し、各セクションを個別にインポートしてください。
ビデオフレームを抽出して追加するには、「インポート」をクリックします。
インポートすると、抽出した写真をブロックの「写真」ページから個別にチェックできるようになります。
ビデオファイルからインポートしたフレームのカメラモデルは不明になります。ATを開始する前に、フォトグループの主要な光学特性(センサーサイズ、焦点距離、およびカメラモデルタイプ)を定義しておくことをお勧めします。その方法の1つとして、カメラデータベースで適切なカメラモデルを検索する方法が挙げられます(「カメラデータベース」を参照)。「写真」も参照してください。
カメラに合ったカメラモデルがデータベースにない場合は、ContextCaptureの空中三角測量のセルフキャリブレーションプロパティを使用して、カメラモデルの属性を特定することができます。最適な結果を得るために、高度なテクスチャと幾何形状を持つ複雑なオブジェクトの360°ビデオを使用することをお勧めします。セルフキャリブレーション後に取得したカメラのパラメータは、カメラデータベースに保存してより複雑なプロジェクトに再利用することができます。