SRS選択リストで「表示」>「SRSデータベース」の順に選択すると、データベースにアクセスできます。
データベースには4000以上の座標系があり、ユーザー定義で拡張できます。
SRSは次のように分類されています。
- デカルト空間システム - 3Dデカルト座標系。ECEF(地心座標)、ローカルEast-North-Up(ENU)座標系を含みます。
- 地理空間システム - 回転楕円体に基づくSRS(WGS84など)。
- 投影システム - 地図投影法に基づくSRS(UTM、ランベルト等角円錐図法など)。BingMapsシステムなど特定のWeb地図投影法も含みます。
- ユーザー定義システム - ユーザー定義のSRS。
データベースからのSRS選択
上記画面の「フィルター」を使うと、SRSの検索および選択を迅速に行うことができます。
SRSによっては、追加パラメータの入力を求められることがあります。
- ローカルEast-North-Up(ENU)- 原点の緯度経度が必要です。「ENU」も参照してください。
- BingMapsシステム - 1~23のレベルオブディティールが必要です。http://msdn.microsoft.comも参照してください。
- ユーザー定義システム - システムの名称と定義が必要です(後掲)。
SRSのエクスポート
地図投影法/回転楕円体/ユーザー定義のSRSを、WKT定義を含む標準的なPRJファイルにエクスポートできます。
項目を右クリックして「エクスポート」を選択します。
SRS定義のエクスポート
SRSをエクスポートして外部でSRS定義を調整したり、ユーザー定義のSRSを他のコンピュータへエクスポートしたりすることが可能になります。