ContextCaptureユーザーガイド

クアッドツリー構造

出力フォーマットに関わらず、出力データベースの構造は同じです。クアッドツリーのノードには、ツリーにおけるレベルと位置をわかりやすく示す"キー"テキスト文字列を含む名前が設定されます。

レベルごとに、次の意味があります。

  • 0は南西の子クアッドラント
  • 1は南東の子クアッドラント
  • 2は北西の子クアッドラント
  • 3は北東の子クアッドラント

LODツリーの3レベルごとにディレクトリレベルが1つ追加され、同じディレクトリ内のファイル数が制限されます。

したがって、出力ファイルの名前は次のようになります(.extはフォーマット固有の拡張子)。

root.ext

Data/0.ext

Data/1.ext

Data/2.ext

Data/3.ext

Data/00.ext

Data/01.ext

...

Data/000.ext

...

Data/000/0000.ext

Data/000/0001.ext

Data/000/0002.ext

Data/000/0003.ext

...

Data/333/3333.ext

...

クアッドツリーのレベル11にあるノードの例:Data/012/321/220/01232122023.ext

フォーマットによっては、同じ親ノードを持つノードが1つのファイルに格納されます。たとえば、Data/10t3.extにはノード1の4つの子が含まれます。

一部のフォーマット(3MXなど)では、ルートノードがDataサブディレクトリに保存され、出力ディレクトリには、関連のメタデータ(SRSなど)やルートノードへの参照を含むフォーマット固有のシーンファイルが含まれます。

警告 - ExportUniqueMeshはクアッドツリーのすべてのノードを生成しません。これらのノードに空のサブツリーがある場合、空のノードは保存されません。