設定
空中三角測量の推定方法と詳細設定を選択します。
キーポイント密度
まず最初は普通モードでお試しください。
QRコードの抽出
有効にすると、画像からQRコードが抽出されます。通常のQRコードとContextCaptureユーザータイポイントQRコードは、ユーザータイポイントの作成に使用されます。ContextCapture基準点QRコードは、基準点の作成に使用されます。
ペア選択モード
タイポイントのペア選択は、さまざまな選択アルゴリズムで計算することができます。
- 標準 - 選択は写真間の類似性などいくつかの基準に基づいて行われます。
- 類似画像のみ - キーポイントの類似性によってペアを計算します。写真の類似性から区別が可能である場合は、合理的な時間内で計算することができます。
- 徹底的 - ペアとなりうるすべてのペアを使って計算します。たとえば、カメラのリグ/取り付け機材などの関係で、写真のオーバーラップが限定されている場合などにお勧めです。計算時間がかかるので枚数の多い写真セットにはお勧めできません。小規模な写真セット(数百枚以内)に適用してください。
- 連続的 - 写真の撮り方が一筆書きのような連続写真であり、入力写真がそのとおりに並んでいる場合に使用可能なモードです。ユーザーの定義する範囲内で隣接ペアのみを使って計算します。標準モードでのAT結果が良くなかった場合にお試しください。
- ループ状 - 写真の撮り方が一連のループになっている場合に、ユーザーの定義する範囲内で隣接ペアのみを使って計算します。標準モードでのAT結果が良くなかった場合にお試しください。
まず最初は標準モードでお試しください。
構成組立モード
最初にワンパスモードを試すことをお勧めします。
ブロック状の色調均一化処理
有効にすると、ATの手順で入力されたすべての写真について自動的に色調均一化処理が計算されます。この均一化処理により、画像間のラジオメトリの差異が大きい場合でも、すべての写真の外観の一貫性を保つための最適な方法が計算されます。
これは次の2つのプロセスによって行われます。
詳しい説明と例については「リコンストラクション処理の設定」を参照してください。
推定方法
ブロックごとの焦点距離、プリンシパルポイント、ディストーションについて、調整計算の方法を選択できます。
光学特性推定モード
最初にワンパスモードを試すことをお勧めします。マルチパスモードは、初期パラメータが実際の値から大きくずれているためにATを実行できない場合に有用です(焦点距離やラージディストーションが不明な場合など)。このモードでは計算に非常に時間がかかります。可能であれば、いくつかの参照データセットを使用して推定されたフォトグループの光学特性をインポートするなど、より高速でロバストな方法を使用してください。
推定グループ
フォトグループ構成を無視して写真ごとにカメラ特性を推定する場合はこのオプションを設定してください。
ズームや焦点距離が異なる写真精度や複数カメラシステム(カメラリグ)では必須となる可能性があります。
このオプションは空中三角測量精度に影響を及ぼします。
このオプションを使用すると、出力ブロックは写真ごとに1つのフォトグループを使用して作られます。
低レベル設定
プリセットの読み込みにより低レベル設定ができます。この設定は、すべてのAT設定を直接コントロールできます。
空中三角測量のプリセットは、特定の問題解決のために技術サポートチームが提供するものです。