ContextCaptureユーザーガイド

基準点のプロパティ

名前

基準点の名前(エイリアス)です。

警告 -空間参照系に標高基準面が含まれていない場合、座標付けされた基準点を使うには、海抜高度ではなく楕円体高を指定する必要があります。たとえば、WGS84参照系の場合は楕円体高を入力する必要があります。参照系がWGS84とNAVD88のジオイド高の場合は、海抜高度を使用する必要があります。

詳細については、「有用なコンセプト」を参照してください。

カテゴリ

  • フル点 - XYZの座標が使用されます(標準)。
  • 水平点 - X座標とY座標のみが使用されます。
  • 水準点 - Z座標のみが使用されます。

検証点

基準点をチェックのためだけに使用する場合は、このチェックボックスをオンにします。この場合、基準点はATでは考慮されません。

既知の3D位置

対応する列で基準点の既知の3D位置を編集してください。

単位は選択した空間参照系により異なります。
  • デカルト座標系 - 任意の単位、XYZから成る同じ単位(座標付けされた基準点の場合、デカルト座標はECEFを意味します)。
  • WGS 84 - 緯度経度の単位は度、楕円体高の単位はメートル。
  • その他 - X、Y、高さの単位はメートル。

空間参照系について

基準点を追加すると、基準点とともに現在の空間参照系が記録されます。後でコンボボックスから空間参照系を変更すると、ContextCaptureによって基準点の座標が新しい参照系に合わせて更新されます。ただし、この更新は表示のみを目的としたものです。

基準点の実際の空間参照系は、この基準点の空間参照系を変更するように明示的に要求した場合にのみ変更されます。

基準点の3D位置を編集するには、その空間参照系で作業する必要があります。

選択した点のSRSを利用

選択した点から現在の空間参照系(SRS)を設定します。

既存の点には影響しません。この機能を使用すると、選択した点の空間参照系を把握したり、3D位置の編集を開始したりすることができます。

点のSRSを選択した一つに設定

選択した点の実際の空間参照系(SRS)を変更します。それに応じて、保存されている3D位置も変換されます。

すべての点のSRSを選択した一つに設定

すべての点の空間参照系(SRS)を変更します。それに応じて、保存されている3D位置も変換されます。

水平精度

基準点のX座標とY座標の精度を入力します。

精度の高い基準点はATでの重みが増します。

垂直精度

基準点のZ座標の精度を入力します。

精度の高い基準点はATでの重みが増します。