ContextCapture Editor

カタログサービスの概要

コンポーネントセンターは、構成要素カタログまたは構成要素パーツライブラリを発行し、プロジェクトで使用するためのプラットフォームです。カタログは、メーカー、標準化団体、およびコンテンツアグリゲータが発行することができます。たとえば、工業用または建築用構成要素の3次元モデルや、2次元電気記号、メーカーのカタログにある寸法や電気特性を含むデータベースが挙げられます。コンポーネントセンターは、このようなさまざまなカタログをすべて1か所に統合するためのプラットフォームを提供します。

コンポーネントセンターでは、Bentley Cloud Serviceを使用してカタログを格納します。プロジェクトポータルでは、コンポーネントセンターを使用して、プロジェクトに必要な構成要素を追加することができます。これらの構成要素は、カタログエクスプローラを使用することにより、CONNECTEDプロジェクトのすべてのメンバーが活用できます。また、ContextCapture Editorでセルとしてのコンテンツを作成し、カタログアイテムタイプのデータをアタッチして、参照ファイルとともにコンポーネントセンターに発行することもできます。
次の図に、コンポーネントセンターの概要を示します。

コンポーネントセンターの利点

  • プロジェクトの開始までの時間の短縮
  • 組織でプロジェクトのための構成要素カタログを管理可能
  • プロジェクトライフサイクル全体と資産の配布のサポート

カタログにアクセス

プロジェクトのすべてのカタログは、Bentley Cloud Serviceにある個々のCONNECTEDプロジェクトに格納されている必要があります。MicroStationでカタログにアクセスできるのは、CONNECTEDユーザーとしてサインインし、ワークセットにプロジェクトを割り当てている場合のみです。ワークセットへのプロジェクトの割り当てについては、トピック「CONNECTプロジェクトをワークセットに割り当てるには」を参照してください。

テクノロジプレビューとしてのコンポーネントセンターの有効化

CONNECTEDプロジェクトが割り当てられているワークセットからファイルを開くと、ContextCapture Editorはカタログライブサービスに接続し、カタログのダウンロードを開始します。この間、メッセージセンターには、"カタログサービスをダウンロード中"というメッセージが表示されます。ダウンロードが完了すると、メッセージセンターに"カタログサービスのキャッシュは使用できる状態です"というメッセージが表示されます。これで、「カタログサービス」リボングループ内のツールを使用できます。