Bentley View CONNECT Edition Help

「DWGオープンオプション」ダイアログボックスの「基本」

DWGファイルまたはDXFファイルを開くときに使用する基本オプションを設定できます。



設定説明
建築または工業図面表記の単位 「建築または工業図面表記の単位」(LUNITS=3または4)を使用してDWGファイルを開くときに適用するBentley Viewの線形単位を定義します。これらの単位が使われたDWGファイルでは、線形単位はインチであり、フィートおよびインチとして表示されます。ファイルが作成されたときにAutoCADの単位変換が無視されたかどうかが定かでない場合は、このオプションは、(Bentley View)インチに設定しておいてください。

Bentley Viewには、単位を制御するための極めて柔軟なシステムが備わっていますが、これは、実際のジオメトリサイズがわかっているかどうかにも左右されます。AutoCADでは、DWGファイルの実ジオメトリサイズは、よりあいまいになります。DWGの実際のジオメトリサイズをBentley Viewが正確に判定できるように、「単位」オプションを正確に設定し、このあいまいさを取り除く必要があります。単位を適切に設定するには、DWGファイルの内容と、その作成に使用される規格を理解している必要があります。

単位の値を明示的に設定した場合(たとえば、インチやメートルに設定した場合)、DWGファイルを開くとそれらの単位が主単位になります。単位の一覧の中で次に小さい単位が下位単位になります。たとえば、フィートが主単位である場合の下位単位はインチです。

ただし、選択した単位がDGNシードファイルの主単位または下位単位である場合、シードファイルで主単位のものは主単位になり、下位単位のものは下位単位になります。シードファイルの下位単位を、開いているファイルの主単位として使用するには、シードファイルの単位を変更する必要があります。

単位オプションには次の値が含まれます。

  • シードファイル主単位 - DGNシードファイルで主単位を指定します。
  • シードファイル下位単位 - DGNシードファイルで下位単位を指定します。
  • デザインセンターの単位 - 開いているDWGファイルで使用する単位を指定します。AutoCADシステム変数INSUNITSがDWGファイルで適切に設定されている場合、単位の値を「デザインセンターの単位」に設定して、Bentley Viewでファイルを開いた場合に単位が一貫するようにします。Release 2000以降のAutoCADでは、INSUNITSシステム変数を使用して、既存の図面に挿入する「デザインセンター」ブロックの単位を指定します。このINSUNITS変数では、「実尺度」が指定されているときに、Bentley Viewで自動尺度設定を実行することができます。ただし、この変数はRelease 2000以前のバージョンで作成したAutoCADファイルには存在しないため、それ以降のバージョンで作成したファイルでの設定と一貫しない場合があります。
  • マイクロインチ
  • ミル
  • インチ
  • フィート
  • ヤード
  • マイル
  • マイクロメートル
  • ミリメートル
  • センチメートル
  • メートル
  • キロメートル
十進法、分数、指数表記の単位 「十進法、分数、指数表記の単位」(LUNITS=1、2、5)が使われたDWGファイルを開くときに適用するBentley Viewの線形単位を定義します。単位のオプションは、「建築または工業図面表記の単位」が使われたファイルの場合と同じです。既定の設定は"デザインセンターの単位"です。

Bentley Viewには、単位を制御するための極めて柔軟なシステムが備わっていますが、これは、実際のジオメトリサイズがわかっているかどうかにも左右されます。AutoCADでは、DWGファイルの実際のジオメトリサイズは、もっとあいまいになります。特に、線形単位が「十進法、分数、指数表記の単位」に設定されたファイルではその傾向が顕著です。これらの単位が使われたDWGファイルでは、実際の単位は示さずに、メートル単位のいずれかが使用されるのが一般的です。したがって、この値を正しく設定するためには、ファイルにジオメトリを作成するときに使われる単位について、ある程度の知識が必要になります。この値が正しくないと、Bentley Viewが、DWGファイルのジオメトリサイズを間違って解釈してしまう場合があります。

指定のないデザインセンターの単位 開いているDWGファイルまたはDXFファイルで「デザインセンターの単位」が"指定なし"に設定されているときに、Bentley Viewが使用する単位を定義します。この単位オプションは、シードファイルの主単位、シードファイルの下位単位、またはデザインセンターの単位を含まないことを除いて、建築表記と工業図面表記の単位と同じです。既定の設定値は「メートル」です。
Bentley Viewの設定値を維持 オンにすると、DWGファイルにBentley View固有の設定値を維持します。

Bentley View設定値の多くはAutoCADには存在しないため、DWGファイルの設定値には保存することができません。こうした設定値には、アクティブな角度、アクティブな尺度、既定のツール設定値などが含まれます。図形グループ番号など要素にも、DWGフォーマットにはない、Bentley View固有のデータを持つものがあります。

DWG出力ファイルをBentley Viewで編集する場合にこの設定を使用すると、編集中に設定値や要素データを維持することができます。Bentley View固有の設定値は、XRECORDエンティティに保存され、Bentley View固有の要素データは、各エンティティにXDATAとして保存されます。

出力ファイルをBentley Viewで編集しない場合、このデータは必要ないので他のアプリケーションに無視されます。

DGNシードファイル シードDGNファイルのパスとファイル名を設定します。このファイルを検索するには、値列をクリックします。

DWGファイルが開いている場合、Bentley Viewは、ほとんどの設定値を、そのDWGファイルから抽出します。ただし、DWGファイルに存在しないBentley Viewの設定値は、DGNシードファイルから抽出されます。これらの設定値には、すべてのBentley Viewツールの設定値、アクティブな角度、アクティブな尺度、スナップ表示モード、文字ノードオン/オフなどのビュー属性の既定値が含まれていることがあります。

DWGファイルには単位解像度がありません。MicroStationでDWGファイルを開くと、DGNシードファイルの解像度が使用されます。DWGファイルを開くときの解像度は、DGNシードファイルで設定できます。DGNファイルをDWGに保存すると、MicroStationでDWGを開くときにシードファイルと同じ解像度が使用されます。したがって、元の解像度は異なる可能性があります。

一般に、シードファイルの保存解像度の値は、重要ではありません。ただし、DWGファイルをV7ファイルとして保存する場合は、保存解像度値が重要であり、適切な値を選択する必要があります。この値により、AutoCADの単位あたりの位置単位数が決まります。

既定のシードファイルでは、保存解像度に10000が使用されます。フィートおよびインチが使われているDWGファイルをV7フォーマットとして保存する場合は、3048(12×254)など、12で割り切れる値を使用することをお勧めします。

モデル空間 > モデル空間用の2次元モデルを作成 オンの場合、モデル空間の2次元モデルを作成します。この設定は、モデルに含まれるジオメトリが、XY平面上の2次元ジオメトリだけであることがわかっている場合に使用します。3次元ジオメトリが存在する場合は、XY平面として2次元化されます。
モデル空間 > デザイン背景の色 「RGB色を選択」ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスで、Bentley Viewがデザインモデル("モデル空間")に使用する背景色を設定します。
ペーパー空間 > ペーパー空間用の2次元シートを作成 オンの場合、ペーパー空間シートの2次元シートモデルを作成します。この設定は、ペーパー空間モデルに含まれるジオメトリが、XY平面上の2次元ジオメトリだけであることがわかっている場合に使用します。3次元ジオメトリが存在する場合は、XY平面として2次元化されます。2次元シートモデルのビューポートに、3次元モデルのビューを含めることができます。そのため、2次元モデルに、必ずしも2次元シートを使う必要はありません。
ペーパー空間 > シート背景の色 「RGB色を選択」ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスで、シートモデル("レイアウト")の背景色を設定します。