収納インジケータの使用
収納可能なダイアログボックスをドラッグすると、画面上に収納インジケータが表示されます。これらの収納インジケータは、選択したダイアログボックスをアプリケーションウィンドウのどの端に収納できるかを示しています。ほとんどの場合、収納可能なダイアログボックスを収納できるのは上下または左右のいずれかの端ですが、上下左右のすべての端に収納できるダイアログボックスもあります。
選択したダイアログボックスを上または下に収納できる場合、画面中央の収納インジケータにアプリケーションウィンドウの上側と下側を指す矢印が表示され、上端および下端に沿って対応する収納インジケータが表示されます。選択したダイアログボックスを左または右に収納できる場合、画面中央の収納インジケータにアプリケーションウィンドウの左側と右側を指す矢印が表示され、左端および右端に沿って対応する収納インジケータが表示されます。
いずれかの矢印の上にダイアログボックスをドロップすると、ダイアログボックスが対応する収納領域に収納されます。画面中央の収納インジケータとアプリケーションウィンドウの端にある収納インジケータは、どちらを使用してもかまいませんが、両者には若干の違いがあります。
中央の収納インジケータを使用すると、ダイアログボックスは、アプリケーションウィンドウの選択した端上の空いているスペースに収納されます。たとえば、アプリケーションウィンドウの左端にすでにダイアログボックスが収納されている場合、上下に収納可能なダイアログボックスを、アプリケーションウィンドウの上端を指している中央の収納インジケータ上にドロップすると、そのダイアログボックスは上端の空いているスペースに収納されます。
アプリケーションウィンドウの端にある収納インジケータでは、ダイアログボックスを選択した端のどこに収納したいかを具体的に指定できます。たとえば、左端にすでにダイアログボックスが収納されている場合、端にある収納インジケータを使用して、新しいダイアログボックスを既存のダイアログボックスの上に重ねて収納するか、既存のダイアログボックスの左または右、あるいは上または下に収納するかを選択できます。