シードDGNファイルのパスとファイル名を設定します。このファイルを検索するには、値列をクリックします。
DWGファイルが開いている場合、MicroStation PowerDraftは、ほとんどの設定値を、そのDWGファイルから抽出します。ただし、DWGファイルに存在しないMicroStation PowerDraftの設定値は、DGNシードファイルから抽出されます。これらの設定値には、すべてのMicroStation PowerDraftツールの設定値、アクティブな角度、アクティブな尺度、スナップ表示モード、文字ノードオン/オフなどのビュー属性の既定値が含まれていることがあります。
DWGファイルには単位解像度がありません。MicroStationでDWGファイルを開くと、DGNシードファイルの解像度が使用されます。DWGファイルを開くときの解像度は、DGNシードファイルで設定できます。DGNファイルをDWGに保存すると、MicroStationでDWGを開くときにシードファイルと同じ解像度が使用されます。したがって、元の解像度は異なる可能性があります。
一般に、シードファイルの保存解像度の値は、重要ではありません。ただし、DWGファイルをV7ファイルとして保存する場合は、保存解像度値が重要であり、適切な値を選択する必要があります。この値により、AutoCADの単位あたりの位置単位数が決まります。
解像度値を設定するには、「デザインファイルの設定」ダイアログボックスを開きます。「作業単位」カテゴリを選択し、「編集」ボタンをクリックします。
既定のシードファイルでは、保存解像度に10000が使用されます。フィートおよびインチが使われているDWGファイルをV7フォーマットとして保存する場合は、3048(12×254)など、12で割り切れる値を使用することをお勧めします。
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