配置済みの編集用に参照を一時的にアクティブにするには
アクティブなモデル内で配置済みの参照を編集できます。まず参照を一時的にアクティブにします。
次の場合には参照をアクティブにすることはできません。
- 参照の表示がオフになっている。
- 別のセッションで編集のために開いている。
- 眺望参照アタッチである。
- 外形線オプションが「従来」に設定されている。
- 参照の向きが地理再投影である。ただし、参照の向きの地理AEC変換をアクティブにすることはできます。
- マスターファイルが読み取り専用で、マスターファイルの別のモデルを参照している。
- ファイルフォーマットがV8 DGN、DWG、あるいはDXF以外である。
参照をアクティブにすると、次の状態になります。
- アクティブな参照に対する操作のみが許可されます。
- 既定では、ファイル階層でアクティブな参照より上にある参照のすべての要素と、アクティブなモデルが優先色で表示されます。「アクティブな参照の優先する色」設定(の「参照」カテゴリ)で、優先する色の使用/不使用と優先する色を設定できます。
- 別の参照をアクティブにすると、現在アクティブになっている参照が自動的に非アクティブになります。
- 参照は別のセッションで編集されないようにロックされます。
- 画層や画層フィルタなどのDGNライブラリデータは、アクティブな参照ファイルでは利用できません。
アクティブなモデルの編集に戻るには、参照を非アクティブにする必要があります。
アクティブになっている参照は、別のセッションで編集できません。非アクティブになっている参照も同様です。参照を別のセッションで編集できるようにするには、ロックを解除する必要があります。ファイルを終了するとロックが自動的に解除されます。また、手動で解除することもできます。